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FEATURE | TIE UP
モグライダー芝大輔が、ニコアンドを着てみたら。
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モグライダー芝大輔が、ニコアンドを着てみたら。

スラッとした体型にセットアップとリーゼント、そして伊達メガネ。モグライダー芝大輔さんのイデタチは、いつもちょっと悪くて、ムードがあって、品がある。そんな彼と今回共演するのが〈ニコアンド(niko and ...)〉。交わらなさそうな両者なのだけど、いざ着てみると…。芝さんの服の話とともにお届けする、〈ニコアンド〉の2024年、春。

  • Photo_Hidetoshi Narita
  • Styling_Yoh U(TRON)
  • Hair&Make_Masaki Takada
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Naoya Tsuneshige

PROFILE

芝大輔

1983年生まれ、愛媛県出身。お笑いコンビ・モグライダーのツッコミとネタ作りを担当。M−1グランプリ2021、2023のファイナリスト。約1年前に開設した、プライベート感満載のYouTubeチャンネルも人気を博す。2024年はゴルフにハマる予定。

愛媛の田舎にいた頃から、服が好き。

ー実際の芝さんは、テレビで見るよりもスラッとされてらっしゃいますね。

芝:とにかくうっすいんですよ、体が。なので、いつも家から出るときに鏡を見て、薄く見えないか確認してます。

ーそして、いつも素敵なリーゼント。

芝:ほぼほぼ自分でやってます、これ。こうした撮影のときって、女性のヘアメイクさんは前髪を下ろそうとするんですけど、実はちょっと恥ずかしいんですよね。今日はいい感じに仕上げていただいて。

ー2021年のM-1で見たときから「服が好きな人なんだろうな」と感じていたんです。実際に服はお好きですか?

芝:好きは好きです。お金のない若いときから、服屋にだけはよく行ってましたね。

〈ニコアンド〉ニット ¥6,600パンツ ¥6,930、その他スタイリスト私物

ーどんなものがお好きかも聞かせてください。

芝:年齢によって好みは変わってきてるんですけど、若いときは細いのが多かったんですよ。体型がもう、ずっとこれなんで、 普通のジーパンとかケツが薄くて似合わないというか。だからピッタピタの細いやつを履いてましたね。で、子供が産まれて、仕事も増えてきたときくらいから、シルエットのユルイものが増えてきて。

ーたしかに最近の芝さんはそんなイメージです。服に興味を持ったのはいつ頃からだったんですか?

芝:中学ぐらいに古着に目覚めた感じですね。俺ん家はほんとに何もない山奥だったんで、町のほうまでクルマで行って。その頃は古着だったらなんでも良かったから、案山子に着せてるやつを、なんとか盗れないかってウロウロしてましたよ(笑)。

ーいまでも古着はよく買われますか?

芝:全然詳しくないんですけど、好きですね。昔はお金持ってなかったんで、ずっと古着屋さんに行ってました。雰囲気はあるけど安いものが見つかるんで。いまもしょっちゅう行ってますよ。キレイなお店も行くんですけど、なんかソワソワしちゃって…。

ーメゾンなんかの高級店ということですね。

芝:そうそう。ちょっと前に、暇だなっつって後輩と表参道あたりにある店に入ったんですけど、どう見ればいいのか正解がわからなくて。結局何もしないまま、冷やかしみたいな感じになっちゃって。いまだに、そういう店は苦手ですね。

ー服のこだわりも教えていただけますか?

芝:昔から、セットアップがすごくツボなんです。思い返すと、学ランがめちゃくちゃ好きで。 デザイン的にも機能的にも、学ランが1番いいんじゃねえかみたいな。黒の詰襟に金ボタンとかも最高ですしね。冗談抜きで「一生学ランを着ろ」って法律が決まっても、全然いい(笑)。

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