NO.4 加藤成順
PROFILE
1993年生まれ、東京都八丈島出身。2013年に結成されたバンド「MONO NO
AWARE」でギタリストを務めるほか、2020年4月からはアコースティックユニット「MIZ」のギターボーカルとしても活動中。最近はライブを控えているため、家でもアコギを掻き鳴らす日々。
Instagram:@seijun_kato
やり過ぎていない、ちょうどいいデザイン性が好き。
ー加藤さんの服のセンスは各媒体から注目を集めていますが、そんな加藤さんが〈カンペール〉と出会ったのはいつだったんですか?
加藤:5、6年前ですかね。そのとき、ちょうど〈カンペール〉と〈キココスタディノフ〉のコラボモデルが発売されていて、それに惚れてしまって買わせてもらいました。
ーその靴はどんなところが気に入ってるんでしょうか?
加藤:アッパーがレザーとメッシュの異素材で、とにかく見た目が超かわいいんです。買ってからずっと履き続けているし、たくさん靴は持っていますけど、一番履いていますね、間違いなく。
ーほかの〈カンペール〉の魅力も教えていただきたいです。
加藤:モデルにもよりますけど、普通のシューズなのか革靴なのかわからないデザインが好きなんです。
ーデザインだけよくても毎日履こうとはならないですが、やはり履き心地もいいですか?
加藤:もう、めちゃくちゃいいですね。〈カンペール〉の靴は、どれも履き心地がいいですから。「いままでで一番」と言っていいくらい、履き心地はいいです。
ー服好きの加藤さんが言うと、説得力がまた違います。
加藤:お世辞抜きで、そう思ってます。
ーいま履かれているものは、どこが気に入っているんでしょうか?
加藤:丸みですね。〈カンペール〉のデザインといえば丸みだとぼくは思っていて。
ー白いキルトも特徴的です。
加藤:デザイン的にも面白いですよね。ボロい靴もロマンがあって好きですけど、せっかくいまを生きているから、いま作られている、自分がおもしろいと思うもののほうがフィットするのかなと思うし、グッとくるポイントが多い気がします。
ただ、やりすぎていても選ばないんですけど、〈カンペール〉はそのバランスがとてもいいんです。
ーそうしたセレクト基準は、服にも通じますか?
加藤:そうですね。あるようでないようなデザインが好きなんだと思います。それとハイブランドだけとか、古着だけっていうのもあまり得意ではなくて、そのあたりのバランスは自然ととっているのかもしれないです。
ーコーディネートに関しては、全体がカジュアルだから靴で引き締める、ような感覚はありますか?
加藤:考えているかもしれないです。スーツにスニーカー、みたいなものだとわかりやすすぎますけどね。パッと見ておしゃれというより、よく見るとわかる、くらいのおしゃれさが好きです。
そういう意味でも今日の靴はどっちでもないし、どっちにでも振れるから、使い勝手はかなりいいと思います。
ーちなみに、白いキルトも取り外せる仕様になっているんです。
加藤:そうなんですけど、ぼくは取り外さないと思います。この白いキルトあってこそ〈カンペール〉らしさだし、これが完成系なので。