ASHLEY キム・ゴードンは、わたしのアイコン。

PROFILE
アメリカから帰国後、幼少からキッズモデルとして活動。現在はPR会社にも勤務している。SNSでは、グランジテイストなスタイルからY2Kファッションまで、個性的なファッションセンスも注目を浴びる。
Instagram:@ashley__0625
―グランジ感のあるスタイリングがカッコいいですね。Tシャツは着てみていかがでしたか?
薄すぎず、ヘビー過ぎないちょうどいい生地がすごく好みでした。普段からヴィンテージTシャツが好きでよく買うのですが、このTシャツは洗っていくうちにすぐヴィンテージに近い風合いが出てきそうなところも気に入りました。
―普段からバンドのヴィンテージTシャツをよく着られているんですね。
はい。原宿にあるヴィンテージTシャツを扱っているお店などで、よく買っていました。
―今日のコーディネートのポイントは?
黒を基調にしていますが、シンプルになり過ぎないようにボトムはデニムじゃなくてレザーパンツにしたり、ジャケットも豹柄を選びました。バンドTシャツは、今日みたいにオーバーサイズで着るのが好きですね。よく下着のようなスリップドレスに、大きいTシャツを合わせたりしています。パジャマなのか外着なのか分からないようなスタイリングが好きです。


―現代美術作家のマイク・ケリーによるアートワークを使用したグラフィックが、アシュリーさんの雰囲気にぴったりだと思いました。
誰もが一度は見たことあるアイコニックなデザインですよね。こういうキャラクター系のデザインはもともと好きだったし、ソニック・ユースだから間違いないですね。
―ソニック・ユースはお好きですか?
ソニック・ユースについて詳しくはないのですが、キム・ゴードン(ソニック・ユースのメンバー)が、大好きなんです。90’sのカルチャーがすごく好きで、ほかにもコートニー・ラブやソフィア・コッポラといった人たちも自分にとってアイコンでした。キムが立ち上げたブランドで以前働いていたことがあるぐらい影響を受けています。

―キム・ゴードンを好きになったきっかけは何ですか?
初めて彼女のことを知ったのは、17,18歳ぐらいのとき、ライオット・ガール(女性のパンクロックバンドなどが団結して起こし、社会運動としても影響力を持ったムーヴメント)に関して書かれた本を読んだときです。キムがライオット・ガールにインパクトを与えたということを知って、興味を持つようになり好きにました。
―なるほど。その話を聞いて、だからアシュリーさんのスタイルにはそういったカルチャーの雰囲気が滲み出ているのだと、納得がいきました。
たぶんほかにも色々なところから影響を受けていますが、やっぱりキムの自分を持っている感じは、すごくかっこいいなと思います。

世代も性別もバラバラな4人によるソニック・ユースのTシャツスナップはいかがでしたか? 好きなアルバムのものを選ぶもよし、直感で選ぶもよし。このほかにもグラフィックのラインナップは多数発売されています。今年の夏には、フジロックにキム・ゴードンの出演も決定しているので、来る夏フェスシーズンに向けてお気に入りの1枚を探してみてください。