インテリなエロ秘書メガネ。
ーメガネといえば、相方の光浦靖子さんですよね。
大久保:光浦さんはずっとメガネキャラだから、横にいる私がメガネをかけるっていう選択肢がなくて。
岡田:サングラスもかけないですか?
大久保:サングラスこそ、ちょっともうひとつハードルが高くなっちゃうというか。サングラスってちょっと不良がかけたり、気張ったひとがかけるイメージがあるし、かけずに50年も生きてきて急にサングラスも難しくて。初心者サングラスってあります?
岡田:ありますよ、ハードルが低いやつ。あとで見てみましょうか。

ー本日は、大久保さんに次のメガネを選びたいと思っているのですが、お好みはありますか?
大久保:えぇ、どうなんだろう。なんか、インテリだけどエロい秘書みたいな。
岡田:今日はちょっと、そういうのを用意していますので(笑)。早速見てみましょう。
大久保:美人が出ちゃったらすみません。
ー存分に出していただいて構いません(笑)。まずは、一本目です。
大久保:それでは早速いただいちゃって。(かけてみて)どうですか?
岡田:やっぱりお似合いですよ。いいですね。


AHLEM “Palais Garnier” ¥82,500
ー確かに、とてもお似合いです。馴染んでます。
大久保:このツンとしてるところがいいですね。こうやって「我がありますよ」っていうひとのほうが、男のひとはもしかしたら「征服したい」みたいな感じになっちゃうんじゃないかしら。
岡田:なんとも返答しにくいですけどね(苦笑)。お次がこちらです。
大久保:これですか!? あんまり似合わないんじゃないかと思うんですけど。
岡田:お似合いですよ。
大久保:えっ、ちょっと面白くなってない? 大丈夫? 笑ってません?

Anne & Valentin “MECABOOM” ¥56,100
ーとても馴染んでますよ、本当に。
大久保:私やっぱりね、自分の顔ってちょっと、田舎臭い顔だと思ってるから。あとイジられるの恐怖症で。
岡田:これなんかも似合うと思うんですよ。
大久保:紫? でも、かわいいかも。

Anne & Valentin “BALKA” ¥70,400
岡田:お似合いですよ。
大久保:あらやだ、似合ってる。そこまで尖って見えないというか、単純にセンスのいいひとが選んだメガネって感じ。というか岡田さんのセレクトがすごいですね。
岡田:かける前から、似合うことは分かってましたから。
大久保:さすが、イケおじ。
岡田:遠近両用にして、普段使いしても全然いいと思いますよ。
大久保:これはね、小木さん(おぎやはぎ)のホームパーティーのときとかねかけて行きたい。「いいね、大久保さん」って絶対言うから。

岡田:単体で見ると強いですけど、ひとがかけていると、そんなに派手には見えないんですよ。
大久保:確かに似合ってるかも。そもそも私に似合うメガネ、なんで分かるんですか?
岡田:そこはもうプロなので。
大久保:そりゃそうか(笑)。でもメガネマジックすごーい。
ー意外にも、なんでも似合ってしまうかもですね。
大久保:メガネ顔なのかしら私。いつの間にか。
ー岡田さん的に一番似合ってるのはどれですか?
岡田:最後にかけた紫のフレームですかね。

ーこれは顔とのバランスがよかったとか、そういった理由でしょうか?
岡田:それもあるし、一見派手な色に見えますけど、顔にかけると非常に馴染んでいましたよね。
大久保:それは肌の色とか、そういうのも考えながらってことですか?
岡田:肌とか、髪の毛の色とかですね。
大久保:じゃあ、髪の毛が黒っぽくなったら、ちょっとまた違う色のほうが?
岡田:そうなりますね。大久保さんは、どれがお好みでしたか?
大久保:最初にかけた金縁のものは知性がありつつ、隙もありつつ、気が強い感じもありつつ、いろんな面が見せられそうで好きでしたね。でも、私も紫のものがかなり好き。服がシンプルでもこれ一本かけてれば、おしゃれに見えますよね。そこまで気張って無理してる感じもないし。こんなキャッチーなデザインが50過ぎて成立してるのが嬉しいですね。
ー逆に若いときは似合わなくて、年齢を重ねたから似合うものもありますか?
岡田:それはあると思います。なのでみなさんも、昔は似合わず諦めたものも、どんどん挑戦していただきたいですね。