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ぼくが好きなパタゴニア。ぼくが好きなトレイルランギア。プロトレイルランナー石川弘樹が語る。
My Favorite Trail Running Gear

ぼくが好きなパタゴニア。ぼくが好きなトレイルランギア。
プロトレイルランナー石川弘樹が語る。

レースのプロデュースやイベントの運営など様々なアプローチでトレイルランニングの普及活動を行うプロトレイルランナー、石川弘樹さん。欧米のトレイルランニングのスタイルや楽しみ方を現地でいち早く体感し、日本に広めた第一人者として知られています。そんな石川さんはこれまで山を走るうえで、どんなギアを活用してきたのか。厳しい自然環境において、本当に頼りになるギアを選ぶ基準とは。自身が長年にわたって愛用する〈パタゴニア(Patagonia)〉のトレイルランギアのなかから、とくに思い入れの深い5つのアイテムをピックアップ。実際のフィールドにおける使用感とともに紹介してもらいました。

【03:ストライダー・プロ・ショーツ】
ストレスフリーな走り心地。

―続いて、「ストライダー・プロ・ショーツ」。このショーツの特徴は?

石川: 素材の風合いが柔らかく、肌触りが気持ちいい。そしてポケットが豊富で、スマートフォンやシェル、補給食などを効率的に収納できるうえ、走っても揺れにくい。走りながらストレスを感じないことが、このショーツの最大の魅力だと思います。

「メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ 5インチ」各¥12,100

―このショーツは丈の長さの違いで5インチと7インチがありますが、石川さんはどちらが好きですか?

石川: シーンに応じて穿き分けます。速く走りたいときやレースでは5インチ、ゆっくり長く走るときは7インチ、といったように。でも、どちらかといえば5インチを穿くことが多いかな。この丈の長さが絶妙なんです。

―石川さんはずっとこの「ストライダー・プロ・ショーツ」を愛用しているんですか?

石川: このショーツが登場する前は、「ウルトラショーツ」というモデルを愛用していました。かつてのランニング用のショーツといえば、丈が短いレーシングタイプが主流。「ウルトラショーツ」のようなややルーズなシルエットで丈が長めのショーツは珍しく、ぼくは好んで穿いていました。

石川さん私物。いずれもかつて存在した「ウルトラショーツ」というモデルで、左は2006年、右は2011年のもの。

INFORMATION

パタゴニア

www.patagonia.jp

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