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常重直也
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加藤誓也
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須藤結理
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竹田崇真
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柴山英樹
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安田天音
クルマっていいな。
思い立ったタイミングでとくに計画も立てず、ハンドルを握って気の向くままにどこまでも。普段なら小っ恥ずかしいあんな話やこんな話も、クルマのなかだとなんだか弾んじゃう。乗りたいクルマに乗れて会いたい人に会える、そんな編集者冥利に尽きる企画をコチラで粛々と連載中なので、ぜひ見てもらえるとうれしいです!
JOHN MASON SMITH
ジョン メイソン スミスのカーディガン
絵になるニット。
ようやくひんやりとしてきました。というわけでやっとニットの季節到来! 手を伸ばしたのは〈ジョン メイソン
スミス〉の1着です。この歳になるといつも野暮ったい服装をするわけにもいかないし、上品な着こなしで1日を過ごしたい、そんな日もあるんです。このニットは暖かみのあるアーガイル柄が特徴ですが、見た目だけでなく素材や加工法だって超一流。梳毛のストレート糸でニュージーランドメリノウールをブレンドした色の彩度、光沢、膨らみ感に優れ、防縮加工を施したウール糸が採用され、糸の特色を生かすように起毛をかけ、洗いを何度も入れナッピング加工を施し、表情に変化を加えているんです。おまけにフロントにはオリジナルの水牛ボタン。どこをどう切り取っても絵になるニットで、一瞬で過ぎ去ってしまいそうな秋を全力でエンジョイしたいと思います。
¥46,200
ジョン メイソン スミス
03-5738-7721
JOHN MASON SMITH JANE SMITH STORE
johnmasonsmith-janesmith.com
TOM WORKS × YAMAHA MOTOR
トムワークス × ヤマハ発動機のジャンプスーツ
異業種コラボのおもしろさ。
2020年に産声を上げた完全受注生産のデニムブランド〈トムワークス〉。ヴィンテージのワークウェアを発想源に、エレガントな雰囲気のプロダクトを世に排出し続ける気鋭のブランドなのですが、このたび非常に興味深いコラボの報せが届き、変わり種好きの自分としてはピックアップせずにはいられませんでした。コラボ先はなんと〈ヤマハ発動機〉です。領域は大きく異なるものの、“ものづくり”という点において共鳴する部分があり実現したという今回のコラボ。〈トムワークス〉の特徴とも言えるアンティーク要素が詰め込まれたジャンプスーツには、ライダースから着想を得たDポケット、背中のアクションプリーツとシンチバック、肘や膝にはクラシカルデザインのパッチが銅リベットで付けられ、ひとつのアート作品のような仕上がりとなっています。これでバイクに乗った日にゃ最高だろうな…。免許ないけど。(※販売される商品は、ヤマハロゴではなく、「XSR」のロゴマークとなります。)
¥88,000(受注生産となり、製品の発送は2025年3月〜4月頃を予定。)
トムワークス
Instagram:@tomworks_official
LAULHERE
ロレールのベレー
シンプルもいいけれど。
ベレー帽を被るようになったのは最近からでしょうか。若い頃はなんだか背伸びしている感じがしてなかなか手を出せなかったのですが、被ってみると意外とすんなりなじむもんです。もっと早く被っとけばよかった。とはいえシンプルなものにも少し飽きてきた…。そこでこの〈ロレール〉の名作「ERIDAN」です。ご覧の通りヴィンテージパッチが全体にあしらわれたデザインなのですが、これは昔のバスク地方の羊飼いがルーツなんだとか。全員が同じベレー帽を被っていると見分けがつかないため、各家族、各村で異なるパッチ(紋章)をつけることで、それぞれの所属を識別していたんだそうです。写真右の黒は昨年要望を受けて発売した若干大きめの直径11インチモデル。写真左は10インチの新色オレンジ。芸術の秋ともいいますし、皆さんもおひとついかがでしょう。
¥30,800
クオリネスト
03-6273-3536
LQQK STUDIO
ルックスタジオのフーディ
ゴワついてなんぼ!
シンプルなフーディはいくつあっても困りません。でも何でもいいってわけでもない。ぼくが大事にしているのは重厚感とフードの立ち方です。ペラペラのフーディってなんか嫌だし、ペタって後ろに垂れたフーディもなんだかかっこ悪いじゃないですか。で、選んだのがこの〈ルックスタジオ〉の1着。ボディに採用されているのは肉厚ボディで定評のある〈キャンバー〉で、フードの立ち上がりも申し分なし。胸元に配されたロゴと首元のスナップボタンがポイントの、1着でもアウターのインナーとしても活躍する、この先ずっと着られるフーディです。たまにゴワゴワし過ぎて動きにくいし、室内だと暑い!!
ってなるときもあるけれど、それでもフーディはやっぱりこうでなくっちゃね。そんな不器用な感じが愛おしいんです。
¥34,100
ドミサイル トーキョー
03-6447-1068
衰え知らず。
先日、NHKホールで開催された久保田利伸さんのライブに行ってきました。昔からずっと聴いていたので、なんだか夢のなかにいるような、変な感じがしました。約2時間、デビュー当時の曲から誰もが知る曲までをぶっ通しで歌ってくれたのですが、とても62歳とは思えない圧巻のパフォーマンス。会場全体の空気感も相まって、終始ピースフルな空間でした。来年でデビュー40周年。これからも最高な音楽を世界中に響かせてください!
Hombre Niño
オンブレ・ニーニョのフリースジャケット&フリースパンツ
ありそうでなかった。
ようやく過ごしやすい気候になったかと思えば、朝晩はかなり冷え込んでアウターを持って出かけないといけない、なんて日も。そこで重宝するのは、こんなアイテムじゃないでしょうか。普段使いはもちろん、カジュアルな打ち合わせやパーティなんかにも着ていけそうな〈オンブレ・ニーニョ〉のセットアップ、ほかとの大きな違いは、POLARTEC®︎の高機能フリース素材を使用しているところ。肩肘張らないリラックス感のあるシルエットが印象的で、それぞれ単品で着用してもサマになるのがうれしいポイントです。カラーはブラック、グレー、ブラウンというベーシックな3色展開で、どれも非常に使いやすそうです。おしゃれは我慢なんて言葉はよく耳にするけど、もう我慢なんてしなくてもいいんです。かっこよさもあたたかさも、両方を手に入れちゃってください。
ジャケット ¥49,500
パンツ ¥39,600
Healthknit
ヘルスニットのカーディガン
なんだかんだ、一番着るやつ。
困ったときにサッと羽織れるカーディガンは、ワードローブに1枚加えておきたいところ。そんなときは、アメリカ海軍が北極での活動用として開発したハニカムサーマルでつくった〈ヘルスニット〉の逸品を選択肢のひとつにいれてみてください。カーディガンというと、ウールやモヘア、アルパカなど天然素材を採用しているものが多いなか、こちらはコットン100%のサーマル生地。自宅の洗濯機で簡単に洗うことができるので手入れが簡単だし、コットン独特のハリ感が立体的なシルエットを演出してくれます。そして、袖を通して驚くのは、その快適さ。高い吸水性が備えられているので、屋外でも室内でも、常にフレッシュな着心地が提供されますよ。デッドストックを彷彿させるヴィンテージライクな佇まいは、いまの気分にもフィットすること間違いなし。
¥9,900
ヘルスニット・ブランズ
03-3833-1641
www.healthknit.co.jp
Body of Work × San Antonio Shoemakers
ボディ オブ ワーク × サンアントニオシューメーカーズのシューズ
漂う色気。
去る9月に開催された日本初のポップアップも大盛況のうちに幕を閉じた、カナダ発のアクティブウェアブランド〈ボディ オブ
ワーク〉。気になったので会場に行ってみたのですが、そこに広がっていたのは、無駄をとことん省いた洗練された空間。在廊していたデザイナーも本当にかっこよくて、しっかりとブランドのファンになって帰ってきました(笑)。こちらのスニーカーは、そんな〈ボディ
オブ
ワーク〉とアメリカ軍に靴を供給しているメーカーとして広く知られる〈サンアントニオシューメーカーズ〉のコラボレーションによって誕生した1足で、そこはかとなく漂う色気にまんまとやられてしまいました。深みのある美しいネイビーのスエードと、足元に快適さをもたらすブラックのメッシュのコンビネーションが抜群で、履きこむごとに風合いも増していくんだとか。インラインではシンプルながらもひねりの効いたアイテムがバリエーション豊富にラインナップされているので、こちらもチェックしてみるべし!
¥38,200
Body of Work
https://bodyofwork-studio.com
Aer
エアーのラップトップケース
これひとつで。
「こんなものがあったらいいのにな」という消費者のニーズに応えるプロダクトを展開し、長きにわたって“トラベル”に情熱を注ぎ続ける〈エアー〉。このブランドのアイテムはいくつか持っていてどれも愛用していますが、今回ピックアップした「Tech
Folio」も例によってかなりの名品。13インチ、16インチの2サイズが展開されていて、これは小さい方。PCを保護するパッド付きのコンパートメントが備えられているのはもちろんですが、周辺機器や筆記用具などの必需品もこれひとつにすっぽりと収納できる優れものなのです。デザインもシンプルなのでかなり使いやすく、飛行機に乗るときなんかはこれだけ機内に持ち込めばOK。身のまわりのものが整頓されていると、気持ちもいいですよね。かゆいところに手が届くものづくり、惹かれるものがあります。
¥15,400
MSPC
06-6265-2677
aerjapan.jp
老いの敵は冷え。
20周年のイベント、お越しくださった方々ありがとうございました! アディクト見てますと声をかけてくださる方がいて、ちょっと泣きそうになりました。褒められてがんばるタイプなのでどんどん声かけてください(笑)。そういえば5年前の15周年では、ハッピを着て短パンを穿いていましたが、今年はロンパン、ロンT、靴下2枚で防寒して挑みました。5年の変化はすごいですね。
GALERIE VIE
ギャルリー・ヴィーのジップアップカーディガン
ジップアップカーデの最適解。
ウールのジップアップのカーディガンは難しい。素材の仕上げ方、裾の始末、ジップの選び方、シルエット、それらの塩梅によって、ほっこり北国デザインにもなるし、都会派でクールなデザインにもなる。〈ギャルリー・ヴィー〉のこれは間違いなく後者で、個人的にはとても好みです。ちなみに〈ギャルリー・ヴィー〉は「トゥモローランド」のオリジナルブランドで、古着を軸にさまざまな文脈を取り込んでスタイルをつくっています。ここ最近男性に向けたアイテムも展開をスタートしたようで、このアイテムもそのひとつ。スーパーファインラムズウールを使用していますが、ウール特有のチクチク感がなく柔らかい風合い。襟と裾が丸まっていて、デザインのアクセントにもなっています。カラーリングは目の覚めるオレンジがダークグレー。どちらも秋冬のクローゼットを賑やかしてくれる1枚になるでしょう。
¥69,300
ギャルリー・ヴィー 丸の内店
03-5224-8677
KAKAN
カカンのジャケット
気取る日も、そうじゃない日も。
具合のいいジャケット、持ってますか?
わたしはあるにはあけど、いかにもかしこまった場所に着ていくような行儀が良いもので、1年のほとんどはクローゼットの中。ただ、どんなものが理想かと言われると答えられない、そんな感じ。〈カカン〉は2024年AWにデビューしたブランドで、卓越したクラフトマンシップと無二の感性で、ニットウェアの可能性を押し広げている気鋭のブランド。もちろん紹介したいニットはたくさんあるのですが、このジャケットがとてもいい。袖口はあえて捲ったようなデザインで、おかげで気兼ねなく着られるジャケットになっています。素材はオーストラリアのグランピアンズ地方で厳選された羊毛を紡績した「トレーサビリティウール」を使用しているそう。柔らかく凛としていて、色も絶妙。シャツとかもいいけど、ラフなロンTとかニットに合わせたいですね。いい具合のジャケット、見つけました。
¥103,400
KAKAN
Instagram:@kakan.ars
FUJI
フジのロングスリーブTシャツ
ハレもケも。
普通はハレの日にいい服を着たりしますが、天邪鬼なもので、なんでもない日にちょっといい服を着るのが好きです。だれに見せるわけでもなく、ただ自分の気分をあげるための服。〈フジ〉はそんな気分に付き合ってくれる懐が広い、心地のいいブランドです。今シーズンのロンTは地に足がついていて、いつでも安心できるようなそんな雰囲気。カシミヤとシルクをブレンドした生地を使用していて、触るとハッとする極上感。1枚で主役のように着てもいいし、もちろんレイヤリングしても。カラーリングは寒空が似合うこんな3色展開。似合う似合わないも大事だし、クローゼットの服を私物を改めて見るのもいいけど、ここは直感にしたがって1枚選ぶとしましょう。きっとどの色にしてもいい秋、そして冬を約束します。
¥16,500
FUJI
Instagram:@fujitokyo.co
FOLL
フォルのベスト
都会顔のベスト。
この微妙な時期をどう過ごすか、答えを見つけられていません。朝は寒いけど日中はちょっと暑くて、また夜は寒い。脱ぎ着すればいいだけの話なのですが、Tシャツの上にシャツやスエットを着るかどうかしか選択肢がないのです。芸がない。そこでこれ。「ベイクルーズ」のオリジナルブランド〈フォル〉のリバーシリーズのベスト。素材への飽くなき探究は毎度のごとく。文字数が足りないので詳しくは公式HPに任せるけれど、経糸にsuper100のラムウール原料、緯糸にアンゴラ原料を採用していて、加工によって独特の起毛感が出ています。肉感がありながら、軽くて暖かい。簡単なようで、この素材にたどり着くまで何度も改良を繰り返したのだそう。シルエットも絶妙で、これがタイトすぎると途端におじいちゃんになりそうですが、カマや身幅にゆとりを持たせているから都会になじむ洒脱な表情です。ロンT、シャツ、フーディに、これでいつもの格好をアップデートさせるとしましょう。
¥37,400
UNFOLLOW TOKYO
03-3486-0906
Instagram:@unfollow.jp
祝・20周年!
先日「HNF」に遊びにきてくださったみなさま、ありがとうございました! おかげさまでアフターパーティーも盛況で、フイナムがいろんなひとに支えられているんだと直に感じることができました。これからも応援よろしくお願いします!
THE NORTH FACE PURPLE LABEL
ザ・ノース・フェイス パープルレーベルのフィールドコートとカーディガン
能ある服は機能を隠す。
都会に馴染むアウトドアウェアをつくる〈ザ・ノース・フェイス
パープルレーベル〉。その代表作といえばマウンテンパーカが有名ですが、こちらのフィールドコートもブランドの新定番になりうる仕上がりです。マウンテンパーカとフィールドコートをミックスした1着は、アウトドアとミリタリーの要素を取り入れながら、面構えはいたってモダン。ただこのアイテムの真骨頂は独自のレイヤリングシステムを備えていること。写真のように別売りのフリースカーディガンをライナーとして装着することで、さまざまな気候に対応できる仕様になっています。ほかにもフリースベスト、ダウンカーディガンも装着可能で、それぞれにカラバリがあるから、ファッション的な視点でカスタマイズを楽しめるのも面白い。主張はせずとも機能フル。だから、〈ザ・ノース・フェイス
パープルレーベル〉の服は街にも自然にも溶け込むんです。
コート ¥48,400、カーディガン ¥39,600
ザ・ノース・フェイス パープルレーベル
www.nanamica.com/onlinestore
Riprap
リップラップのシャツ
欧米折衷シャツ。
〈リップラップ〉がつくるプロダクトは、一見オーソドックスでも、素材やディテールに目を向けるとブランドらしい編集が加えられていることに気が付きます。例えば、こちらのシャツ。前立てがないフレンチフロント仕様で仕立てられ、極細運針で縫われた1着は、上品な雰囲気を感じるレギュラーカラーシャツに見えると思います。ですが、単にそれだけで終わらないのが、ここんちのものづくり。素材には歴代の名だたるアメリカンシャツブランドに愛されてきた極厚オックスフォード地を使用し、見た目はドレッシーでも、触ると質実剛健という具合に仕上がっています。そんな〈リップラップ〉の着眼点が個人的に大変好みですし、トレンドとは距離を置きながら、いまもこれから先も着たいと思わせてくれる服にはやっぱり食指がそそられるのです。
¥27,500
リップラップ
screenstorebyriprap.com
MIZUNO FOR MARGARET HOWELL
ミズノ フォー マーガレット・ハウエルのフリースジャケット
コラボレーションの完成形。
〈ミズノ〉の技術が詰まったテクニカルウェアに、〈マーガレット・ハウエル〉らしいリラクシーなシルエットや美しいカラーパレットを合わせた「ミズノ フォー マーガレット・ハウエル」。そのコラボコレクションに並ぶのが、このフリースジャケットです。素材には、毛足の短いPOLARTEC®のリサイクルフリースが使われていて、ネックと袖にはリブがあるから、軽量かつ保温性抜群のスエットのような仕上がりです。カラーは落ち着いたオリーブで、都会になじむルックスに。コラボレーションはかくあるべき。そう思わせてくれるほどに、このタッグだからこそ実現した完成度の高い1着です。
¥38,500
マーガレット・ハウエル
www.margarethowell.jp/online_store
BASEMENT GEAR
ベースメントギアのジップパーカ
ジップアップが気分。
頑張ってお洒落してます、みたいな服装よりも、特に誰からも気に留められない服装の方が気分。だから、秋冬になると、ボディブランドのスエットやパーカを選ぶことが多くなりました。選択肢は数多くあるけれど、いま気になるのは日本発の〈ベースメントギア〉。肉厚でタフなボディは安心感があるし、シルエットはどこかいまの空気感をはらんでいます。このジップパーカは、奄美大島にある古代天然染色工房の金井工芸が手作業で泥染めを施したもの。形容しがたい絶妙な色合いは、すべて一点ものなんです。プルオーバーじゃなくて、ジップアップというところにも惹かれました。ちなみに、11月1日(金)〜3日(日)の期間、「Frame
Gallery」にて開催されるポップアップショップで限定発売されるので、ぜひ足を運んでみてください。
¥25,300
ベースメントギア
www.basement-gear.com
プライベートでも走りたい。
〈アークテリクス〉のトレランシューズの試走会で、高尾山に行ってきました。草戸峠の脇道を抜けて、城山湖沿いを半周し、また草戸峠へ。そこからロードを経由してベースキャンプまで戻る約12kmのコース。高尾山は何度も走ってきましたが、湖へ続くルートがあることにびっくり。平日の朝から自然に触れて、爽快な気分でオフィスへ戻りました。これも編集者の特権です。
FreshService × HOUYHNHNM
フレッシュサービス × フイナムのセットアップ
あのセットアップの秋冬モデル。
「HNF」に向けてつくったスエットに続き、またまたやります! 今回リリースするのは、毎度好評の「EDITORS
JACKET」と「EDITORS
TROUSERS」のセットアップ。の、素材を変更したニューモデルです。おなじみのマルチポケットのディテールはそのまま、秋冬でも着られるウールライクな素材を採用。実際に袖を通してみたところ、ニットやスエットを着込めば真冬でも過ごせるんじゃないかというほど暖かく、“ジャケパン”というアイテムが故に素材の相性もバッチリ。それでいてプライスは据え置き!
11月8日(金)に「コミューン H」で先行発売したのち、11月9日(土)から「フレッシュサービス
ヘッドクォーターズ」をはじめとする一部店舗で展開予定です。これまで同様、いや、これまで以上に期待していただければと。
ジャケット ¥41,800、パンツ ¥25,300
コミューン H
c.houyhnhnm.jp
フレッシュサービス ヘッドクオーターズ
freshservice.jp
Setinn × HOUYHNHNM
セットイン × フイナムのスエットとTシャツ
間口を広げるコラボ。
“WEBコンテンツ以外のツールから、フイナムを知ってもらいたい。そんな考えから、昨年には「ととけん」をオープンしたり、先日には20周年を記念したイベント『HNF』を開催したりと、リアルなタッチポイントを積極的に増やしています。そしてもうひとつ。これまであまりやってこなかったモノづくりも強化していて、10月には「セットイン」とのスペシャルアイテムをリリースしました。それがこちらのスエットとTシャツ。フロントにはシンプルな「セットイン」のロゴ、背面には〈ホーボー
ブリューイング〉と〈セットイン〉が共同開発した缶ビールのグラフィックをドンとプリント。話は逸れますが、ディレクターの新井伸吾さんがローンチ当初から言っている、「〈セットイン〉を通じてテニスの間口を広げたい」という言葉。前述のフイナムの考えもあって、すごく共感できるんですよね。
スエット ¥14,300、Tシャツ ¥9,350
コミューン H
c.houyhnhnm.jp
DESCENTE
デサントのフットウェア
フットウェアの新たな選択肢。
〈デサント〉といえばスポーツウェア、あるいは〈デサント
オルテライン〉をはじめとする機能服。そんなイメージを持っているひとが多いと思うのですが、ここ最近はフットウェアの勢いもスゴい。2022年秋冬シーズンにデビューした「Wayser」シリーズを皮切りに徐々にラインナップを増やしていて、ここで紹介するのは今季登場したフラップタイプの「VERTHER
RS LE 24.1」。アッパーは撥水加工が施されたスエードを採用し、アウトソールの「VIBRAM MEGAGRIP
」には、「ビブラム」と共同開発したデサントオリジナルソールを搭載。天候を問わず履けて、着脱も楽。丸みを帯びたシルエットが可愛らしく、どこか品もあるからスタイルを問わず履ける。この秋冬の一軍入り決定です。
¥25,300
デサントジャパン株式会社 お客様相談室
0120-46-0310
store.descente.co.jp
New Balance
ニューバランスのランニングシューズ
心地良いクッション性と安定性。
この一年でぼくが一番履いたランニングシューズは、〈ニューバランス〉の「Fresh Foam X
1080v13」。足裏を包み込むようなもちっとしたクッション性で、走ることが楽しいと思えるようなジョグシューズ。「ととけん」でもポップアップをしたのですが、履いた瞬間に「おぉ!」とクッショニングを感じるランナーが多かったのを覚えています。そのアップデートモデル「Fresh
Foam X 1080v14」が早くも登場!
定評のあるクッション性はそのまま、安定性が向上。アウトソール構造を一新し、ぶれない重心移動と屈曲が実現されました。何度も言いますが、このシリーズの長所は履いた瞬間に機能性が伝わってくること。ランニングのモチベーションが上がらないという方、まずはこれを履いてみてください。
各¥19,800
ニューバランスジャパンお客様相談室
0120-85-7120
shop.newbalance.jp/shop
イースト東京。
東京に住み始めて6年半。もうすっかり東京のヒトの顔をして過ごしていましたが、渋谷区〜世田谷区あたりがずっと生活圏内の自分は、東東京のことをなにも知らない&めちゃくちゃおもしろいことに気がつきました。「ととけん」もあることですし、新たな発見を求めて、しばらく休みの日はそっちの方で遊ぶようにします。
PHIGVEL MAKERS Co.
フィグベルのナイロンジャケットとパンツ
ナイロン100%。
上質なコットンやデニムでつくられたアイテムが多い〈フィグベル〉が100%ナイロンのウェアを手がけるだなんて珍しいことです。ですが、中目黒の「PROD」でみたとき難なくほかのアイテムとなじんでいたその理由は、コットンのような風合いに近づけるべく、柔らかなナイロンタフタで仕上げられていたから。特に、ジャケットに関してはヴィンテージのアノラックパーカを再解釈していて、いつもと変わらずクラシカルなアイテムへの敬意を感じるものでした。テッキーすぎないその感じが魅力的なのですが、スペックにも抜かりなし。街で過ごすには十分の撥水性・防風性が備わっているので、少しくらいの雨ならこれを着て、傘なしでおしゃれができるってわけです。
ジャケット ¥59,400、パンツ ¥37,400
フィグベル
phigvelers.com
Instagram:@phigvel_makers_co
CEASE
シーズのジップアップパーカ
ジップ付きのパーカっていいですよね。雑なフリかもしれないんですが、アイテムとして好きだから。まだまだTシャツも着るけど、朝晩は寒いこの時期にいい役を果たしてくれます。しかもいい感じに抜け感が出て、ラフな気分でいられるし。そこで今年着たいのは、知る人ぞ知るブランド〈シーズ〉のジップアップパーカ。なんと超厚手の20オンスで、こうもふっくらしていると包まれているような感覚に陥ります。ゆとりのあるシルエットでつくられていて、生地はMADE IN USAのものを使用。〈シーズ〉のデザイナーのイーサンさんとダンさんが届けたいのは、ファストファッションのせいで失われつつある昔ながらの製造技術だそう。アイテムにはヴィンテージを意識したディテールがさりげなく施されていて、古着が好きな方にぜひチェックしてもらいたいブランドです。
¥38,500
サプライ トーキョー
www.supply-tokyo.com
Instagram:@supplytokyo
OUR LEGACY
アワー レガシーのバッグ
大は小を兼ねます。
少し前は小さいバッグが流行していたと思いますが、ここ最近大きいものをよく見る気がします。メゾンブランドのビジュアルも、バッグに存在感があるものが多いような。感覚的な話ですが。てなわけで流行に乗りましょう。〈アワー レガシー〉で見つけたこのバッグは、高さがなんと76cmもあって、持つと肩から腰にかけて結構なボリュームなんです。すでに存在感があるからこそ、あとは引き算。ウォッシュがかかったブラックのデニム生地で、ヴィンテージ感のある風合いが落ち着いたムードを放ちます。いつもと同じ荷物を入れて普段使いしたいですね。おおよその容量がわかるよう例えると、形も相まってスイカが丸々入りそうなくらいだなと思います。
¥50,600
アワー レガシー
www.ourlegacy.com
Instagram:@ourlegacy
COMME des GARÇONS HOMME
コム デ ギャルソン・オムのベルト
ディテールに注目。
〈コム デ ギャルソン〉の中のメンズラインのひとつ〈コム デ ギャルソン・
オム〉。イメージよりもリアルクローズなデザインのものが多く、世代問わず人気のある同ラインですがこんな変わり種もありました。ナイロン素材を使用したダブルリングベルト。意外性はありましたが、エッジの色糸やレザーのパーツといったディテールは、やはり〈コム
デ ギャルソン
・オム〉だなと。ブランドらしさを感じる遊び心ってかっこいいと思うんです。バックルはダブルリングなので、自由に長さ調節が可能。色モノだからと難しく考えず普段のスタイルに取り入れてみると案外すんなりなじむかも。4色の中からどれを選ぶか、悩ましいところですが…。小物で遊ぶファッションが好きな自分のワードローブにウェルカムです。
各¥13,200
コム デ ギャルソン
03-3486-7611