[Alexandros]のメンバーと楽曲からインスピレーションを受けたオリジナルカクテルも提供。

会場で提供されたオリジナルカクテルは『ワタリドリ』『Starrrrrrr』『de Mexico』『無心拍数』といった楽曲にインスパイアされた4つ。
「もともと大好きな曲だったんですけど、何百回、何千回と聞いて、歌詞がどういう意味なのかとか、どういうふうにファンのみなさんにその曲が響いて人気があるのかとか、いろいろ考えて、それぞれのカクテルに行き着きました。カクテルは、どうしても材料が必要ですし、これだけの大規模でのカクテルの提供ははじめての経験でした。大変な作業ではあったんですけど、それだけ自分のイマジネーションも掻き立てられて、とても大切な経験になりました。現場で多くの人に飲んでいただいて『美味しい』って言っていただけたのが本当にうれしかったです」とオリジナルカクテルを監修した小川さん。


カクテルは数量限定で提供されていたのですが、その開始1時間以上も前からカクテルを求めるファンでWILD TURKEY BARは長蛇の列が。2400杯分が用意されていたものの、すべてのカクテルがもちろん完売。



「〈ワイルドターキー〉の魅力は、もちろんいちばんは味にあるのですが、歴史がもたらしてくれていると思います。歴史が長いということは、それだけ生産者のみなさんの思いも蓄積されているということ。アーティストのみなさんが曲を生み出すのと同じで、いろんな思いが含まれていまの〈ワイルドターキー〉にも繋がっていますから。その味を守りつつ、新たな楽しみとしてカクテルを味わってもらえればと思っています」と小川さんは話を続けてくれました。





また、アーティスト楽屋エリアのケーターリングスペースにも〈ワイルドターキー〉のスペシャルバーが出店されていました。出演者へのホスピタリティの高さもこのイベントならではで、そのひとつがこのスペシャルバー。
ここでもバーボンハイボールが提供されていたのに加えて、イベント終了後には、小川さんがオリジナルカクテルを提供。関係者はもちろん、出演者たちにもその特別なカクテルが振る舞われました。



筆者は4つのカクテルのうち、「Starrrrrrr」インスパイアの赤ワインとレモンジュースがプラスされた「Light of Darkness」を飲んだのですが、バーボン特有の甘さのなかに柑橘系のさっぱりした感覚と赤ワインの重厚さが絶妙にマッチされていました。しかもサラリとした口当たりで飲みやすい。ついつい何杯も飲んでしまいたくなるほど。
