人通りが少ない場所にも出店を画策中。
― 今後の展望についてお聞かせください。新規出店はこれからも継続していくのでしょうか?

高木:そうですね。移転を含めると、今後も年間2〜3店舗の出店を計画しています。また、これからは、新宿や神戸といったハイトラフィックな街だけでなく、人通りが少ないような場所にもあえて出店したいと考えています。わざわざそこを目指していくような、街からすこし離れた場所にひっそりと佇むディスティネーションストアのイメージです。店内では、コーヒーを飲みながらソファでくつろげたり、濃い接客を受けながら納得のいくまで試着ができたり。そういったゆっくり買い物を楽しみたいというお客さまの要望にも応えていきたいです。
― 最後に、今後の〈アークテリクス〉に期待してほしいことなどあれば教えてください。
高木:冒頭で述べたように、プロダクトファーストなブランドであることは、今後も変わることはありません。フイナムの読者もプロダクトにこだわりのある人が多いと思いますが、これからも〈アークテリクス〉の高品質なプロダクトを通じて、洗練されたデザインやディテールに秘められたブランドのメッセージを感じてもらえたらうれしいです。