2.子どもからシリアスランナーまで楽しめる、多彩な種目がラインナップ。
湘南国際マラソンには、42.195キロのフルマラソンのほか、ファンラン10キロ、ファンラン2キロ、ラン&ウォーク1.4キロと、多彩な種目が用意されています。
これまで毎年のように湘南国際マラソンに参加してきたフイナム ランニング クラブ♡の面々は、条件反射的にフルマラソンにエントリーしてきました。「せっかく走るなら、距離が長いほうがいいっしょ」と。しかし今回はあえて趣向を変えて、ファンラン10キロを走ってみることに。
参加したのはこちらの面々。

左から、ライターの榎本一生、モデルの小山春香さん、フイナム副編集長の山本博史。
小山さんは学生時代から本格的に陸上競技に取り組み、社会人になったいまも競技を続ける現役アスリート。彼女も今回フルマラソンではなく、ファンラン10キロにエントリーしました。その理由を尋ねると、「フルマラソンに挑戦してみたいという気持ちがないわけではありません。でも、いまの私には負荷が大きすぎるかな、と。今回は、楽しく走ることを第一に考えて、ファンラン10キロを選びました」とのこと。
フルマラソンのスタートの50分後、9時50分にファンラン10キロがスタートしました。


湘南の海沿いの道を走る3人。ペースは1キロ6分〜6分30秒前後。3人にとっては走りながら会話ができる、ゆったりしたペースです。
スタートから約5キロ走って折り返し地点を過ぎ、フィニッシュ地点の大磯プリンスホテルを目指します。

この日の天候は快晴。絶好のランニング日和です。

折り返し地点から先は海側の車線を進むため、海がより間近に。ちなみに、榎本と山本の足元は、〈ザ・ノース・フェイス〉の「アルタメサ 500」。トレイルランニング用のシューズですが、やわらかい履き心地でクッション性が高く、ロードも走りやすいんです。

「めっちゃ楽しい! 気持ちいい〜!」。走りながら終始笑顔を見せる小山さん。


途中で給水も。携帯したマイカップに水やスポーツドリンクを自ら注ぎ、水分を補給します。
しばらく進むと、「フルマラソンのトップ選手が通過するので、道の右側を空けてください」と大会運営側からアナウンスが。

颯爽と駆け抜けていくフルマラソンのトップ選手。さすが、速い!
さらに進むと、対向車線に親子連れで走る一団が見えてきました。

ファンラン2キロの参加ランナーたちです。このカテゴリーには中学生の部や小学生高学年の部のほか、ファミリーラン親子の部があり、小学校低学年の子どもが保護者といっしょに走ることができるんです。楽しそうに走る子どもたちの笑顔が印象的でした。



道中、素敵な景色に出会ったら、足を止めて写真を撮ったり、ときには自撮りをしたり。ファンラン10キロならではの楽しみ方です。
大磯プリンスホテルに戻り、ゲートをくぐって、フィニッシュ!

無事に10キロを走り終えました。いやぁ、楽しかった!
これまでは「せっかく走るなら長い距離を」「レースに出るからには全力を尽くす」と前のめり気味に構えていた榎本と山本ですが、今回ファンラン10キロに参加してみて、新たな視点が得られたかも。
ガチな現役アスリートである小山さんも終始「めっちゃ楽しい〜!」と口にしていました。フィニッシュ後は「また湘南国際マラソンに出る機会があったら、次もファンラン10キロがいい!」とも。
この大会ならではの景色や雰囲気を堪能できて、完走の満足感や達成感も得られつつ、脚や身体へのダメージは軽微。湘南国際マラソンのファンラン10キロ、大いにアリです。