2人のセンスが交錯したセレクト。

(左) 誠也(YOUNG オーナー)クルーネック 長袖 グレー
X
(右) YOSUKE(YOUNG スタッフ)クルーネック半袖 グレー
XL
PROFILE
2021年2月、世田谷のボロ市通りに「ヤング(YOUNG)」をオープン。長年の仕入れ経験から培った審美眼を活かし、トレンドにマッチしたアメリカのレギュラー古着を中心にセレクトする。店頭では不定期でポップアップイベントを開催する。


―YOSUKEさんは、去年の6月から「ヤング」で働くようになったそうですね。
誠也: もともとYOSUKEはお客さんで、話しているうちに仲良くなって。イベントを手伝ってもらうようになり、一緒に仕事をするようになりました。
YOSUKE: お互いの趣味趣向がほぼ一緒だったこともあり話が合ったんですよ。同い年だったし。
誠也: 住んでいる場所も近くて。よくお互いの家を行き来して遊んでいました。
―YOSUKEさんが入ってから、ラインナップに変化はありましたか?
誠也: ぼくは古き良きアメリカの服が好きで、YOSUKEは派手なカラーリングのスポーティな服が好き。いい具合にセレクトが混じり合っています。
―お香の種類もすごいですね。

誠也: ぼくが初めてアメリカに行ったとき、露店で販売していたハンドメイドのインセンスブランドです。個人的なお土産として買ってきましたが、とても気に入って販売も始めました。1番種類が多いタイミングで、58種類。普段古着を買わない女性も来てくれるようになりました。
―この春、気になっているアイテムや着こなしはありますか?
誠也: 例えば、このブルゾン。身幅が広くて丈が短い、いびつな形。男女問わずに着られます。サイズ感で遊ぶのが春の気分です。
YOSUKE: ぼくはダービージャケットを、そろそろ着たいと思っています。ブルーとかバーガンディとか、色ものが欲しいですね。そこに缶バッジを付けてみたり。あとはリブがついていなくて、ダルっと1枚で着られるロンTとか。ワードローブのバリエーションを増やしたいです。
―「ヤング」は、どんなお客さんが多いですか?

誠也: オープンしたばかりのころは同じ世代が多かったけど、最近は大学生くらいの年代も来てくれるようになりました。あと、ローカルにあるので、平日は三茶から経堂のエリアのひとたちが来てくれることが多いですね。自転車でサイクリングがてら来ていただきます。
―いいお店が多いエリアだから、ハシゴしたくなる気持ちが分かります。
誠也: 時間がゆっくり流れていて、ちょうどいい湯加減というか。マイペースに過ごせるのが気に入っています。

―お店ではイベントも開催していますよね。
誠也: お店に来てくれる、なにか活動しているひとと一緒に不定期で開催しています。フォトグラファーのZINEの販売会だったり、鹿と猪のジビエのタコスを提供するイベントだったり。今年はイラストレーターの展示も予定しています。