来たる日に備えて準備する、それぞれの日常。



〈ブラームス〉シルクコットン製のハーフジップシャツ ¥29,700(ワンダリズム)、ユーズドのペインターパンツ ¥13,200(原宿シカゴ) 、〈エー レザー〉スエードキャップ ¥49,500(エー ブティック)、〈トポロジー〉ウォレットコード ¥2,865(トポロジー フラッグシップ ショップ)、〈ローリングダブトリオ〉バックパック ¥99,000(ザ・ブーツショップ)、他スタイリスト私物
アイテム名にある“ZENCHIKEI”の通り、あらゆるシチュエーションでの着用をイメージしてつくられた今回の3種のシェルジャケット。そのうちのひとつ、この「ゴアテックスシェルジャケット“ZENCHIKEI”」は、ゴア社が開発した、防水透湿性、防風性を持ちながら、柔らかな着心地が特徴の「GORE-TEX C-KNIT」を採用したシェルジャケットです。
シルエットはリラックス感のあるゆったりとしたサイズ感。アウトドアフィールドでのレイヤードを想定したサイズ感ですが、街だといまっぽいシルエットになるし、レイヤードの幅も広げてくれます。
ベーシックなカラーは街使いにもすんなりと馴染むぶん、重たい印象にならないようにレイヤードでひと手間加えて、軽やかに着こなしたいところ。気持ちのいいカラーのハーフジップにもう1枚シャツを差し込んで、プレッピーな雰囲気にするのもいいかもしれない。パンツには古着のペインターパンツなんかを合わせて、ゆるさをプラスしてあげるのもおすすめ。


ユーズドのカナダ軍のパンツ ¥22,880(オーオービンテージ)、他スタイリスト私物
一方で女性が着こなすのであれば、とことんメンズライクに振るのもスタイリングテクのひとつ。ラガーシャツにビッグサイズの軍パン、そこにボリューミーなブーツを履いて土臭くしたとしても、鮮やかなブルーのシェルが全体を上品に引き締めてくれます。
左右胸のファスナーポケットはマチを設ける事により収納力を向上。ちょっとそこまで、くらいなら手ぶらで出掛けられちゃうのも嬉しいポイントです。また、フロントを斜めに走るファスナーはデザインとしてもポイントに。収納力という機能がそのままデザインの特徴にもなっているのが、機能美を大切にしている〈デサント〉らしいと言えます。
さらにジップの内側上部にはフロントホックを装備。ファスナーを閉めずにざっと羽織ったときでも風でジャケットがバタバタしない。“ZENCHIKEI”たる所以はこんなところにもあったのです。