2012年に誕生した〈デサント オルテライン(DESCENTE ALLTERRAIN)〉。コロナ禍でのファッション需要の変化が追い風となり、昨年から好調続きらしいのですが、今回紹介するのはさらなる旋風を巻き起こしそうなニュースです。
今週13日(月)、新たな2つのコレクションのローンチされました。
ひとつは、非日常・日常を両立させるアウトドアスポーツウェア「デサント オルテライン 81(DESCENTE ALLTERRAIN 81)」(以下 オルテライン 81」 、もうひとつは365日あらゆる日常シーンで着回しができるデイリーユースウェア「デサント オルテライン アイオー(DESCENTE ALLTERRAIN I/O)」(以下 オルテライン I/O)です。
誕生の裏には、近年そのポジションを確固たるものにしている “テックウェア” 市場への期待があるそうで。2つのコレクションを展開することで、あらゆる場面に適応するウェアとしてさらなるシェア拡大を図っていきたいのだとか。以下にてそれぞれ見ていきましょう。
DESCENTE ALLTERRAIN 81
公式リリースに添えられた「全地形対応を本格体現した、非日常・日常を両立させるアウトドアスポーツウェア」という言葉がまさにこのコレクションを言い得て妙。
多様化するアウトドアアクティビティに伴い、アウトドアエッセンスを取り入れたライフスタイルやファッションが定着してきました。つまりは、機能性や快適性が日常でも求められてきたということ。そんな時制を汲み、できたのが〈デサント オルテライン〉ならではのアウトドアスポーツウェアのコレクション「オルテライン 81」。
開発のキーポイントは “自然なポージング”。スキーウェア開発で培ったパターンメイキングを生かしつつ、日常的な動作のしやすさや立ち姿の見栄えの良さなど考え、身体に馴染むパターンを開発しました。スポーツアパレル研究開発拠点「DISC OSAKA」を中心に独自に開発をおこない、腕を上げた際に裾が上がりにくい仕様など、アスリートに加え一般ユーザーにも寄り添ったウェアに仕上げました。
さらに特筆すべきは、高機能素材を適材適所で使い分けている点。“ウェア=ギア(道具)“ というスピリットを掲げているだけあり、優れた防水性と透湿性を持つ 「GORE-TEX」、軽量性とはっ水性を兼ね備える「PERTEX®」、高い耐久性を持つ「CORDURA®」、吸水速乾性に優れる「COOLMAX®」など高機能素材のそれぞれの特性を理解した上で、その機能に見合ったプロダクトへ落とし込みをおこないました。
これほどまでに “身体” に重きを置いた設計であれば、デザインも無骨になってしまいそうですが、そうではないのが「オルテライン 81」。“こだわりを意識させない構造美“ と謳っているだけあり、機能性を落とすことなくシャープに仕上げたり、都会に溶け込むようなカラーリングを採用していたりと、そのこまかやかな気配りにも感心してしまいます。
長々と説明してしまいましたが、それほどまでにこだわりが詰まった逸品だということがわかったはず。アイテムをご覧ください。
DESCENTE ALLTERRAIN I/O
先のコレクションの特徴でもあるパターンメイキングは同じく採用しつつ、「オルテライン I/O」はよりデイリーに着回しができます。
アイテムからその特徴を紐解いてきましょう。作ったのは、テーラード・コーチ・MA-1の3種のジャケットと、スリムやワイドのパンツ。それぞれセットアップで着用することができます。“アーバンユニフォーム”というコンセプトのもと、毎日着たくなるウェアを突き詰め、普遍的であり、かつ他の服を邪魔しない、今ある洋服とも共存できるミニマルデザインに仕上げました。
そして、毎日着たくなる素材にも注力。スポーツウェア開発で培った素材選定のノウハウを活かし、ストレッチ性やイージーケア性、そして吸汗性・UV遮蔽性といった機能性に優れた素材でアイテムづくりをおこないました。そのため、ストレスなく快適に着用できる、つまり毎日着たくなる服が完成したのです。
以下にてアイテムを紹介します。
ご紹介した2つの新コレクションは、〈デサント オルテライン〉の好調をさらに後押しするだけではなく、テックウェア業界に新たな風穴を開けるかもしれません。すでに発売中。詳細は公式サイトからご確認を。