オリジナルアパレル専門店が「裏原宿」にオープン!

フイナム:ところで、最近「アトモス」でなにか新しい動きは?

小島:4月26日、「アトモス」のオリジナルアパレルに特化したストア「atmos URAHARA(アトモス ウラハラ)」を東京・原宿の裏原宿エリアにオープンしました。


フイナム:アパレルの専門店?

小島:オリジナルのアパレルのほか、「アトモス」と親和性があるパートナーとのコラボレーションアパレルなどを取り揃えています。シューズは置いていません。



「atmos URAHARA(アトモス ウラハラ)」 東京都渋谷区神宮前4-31-2 1F

フイナム:スニーカーカルチャーを牽引してきた「アトモス」が、なぜアパレルの専門店を?

小島:「アトモス」は近年、オリジナルのアパレルに力を入れています。もちろん、スニーカーが主軸であることは変わりませんが、最近はアパレルの売上が右肩上がり。将来的な可能性を感じています。

フイナム:とくに人気のアイテムは?

小島:店舗ごとに展開している限定Tシャツ。いわば「アトモス」版のスーベニアアイテムです。これはオンラインでも販売していません。



フイナム:〈ステューシー〉の都市別Tシャツ的な?

小島:まさに。実はぼく自身、〈ステューシー〉の都市別Tシャツをコレクションしていて。

フイナム:わかります。旅行や出張で国内外の都市に行くと、ついつい欲しくなってしまう。

小島:旅行先や出張先で買ったモノって、そのときの思い出や記憶と深く結びつくじゃないですか。

フイナム:間違いない。でも、売り手側にとって、「そこでしか売らない」というのは非効率では?

小島:効率だけを追い求めたら面白くないでしょう。いまはオンラインでなんでも買える時代。だからこそ、「そこに行かなければ買えないモノ」の価値は高まっていくはず。そんな買い物の楽しさの原点を、「アトモス」らしい視点であらためて提案していきたいです。