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ぼくたちフイ・マムート冒険隊!
「フイ・マムート冒険隊」とは、
渋谷を拠点にヒップな情報を発信する
フイナム編集部とゆかりの深いメンバーとともに、
それぞれの考える冒険を〈マムート〉のサポートをもとに実践、
考察していくための特設サイトです。
馴染みの渋谷界隈から、海や山、はたまた宇宙まで!?
8000メートル峰を舞台に
様々なドラマを繰り広げてきた〈マムート〉の魅力を、
都会をヒップにサヴァイブしてきた
フイナム編集部ならではの視点でご紹介していきます。

All fields adventure with MAMMUT
古着好きの写真家が気づく、
日常におけるマムートの真髄。

8000m超級の山々に挑戦する命知らずの冒険家たち。その命と肉体を過酷な環境から守ってきた〈マムート〉の歴史は、そのまま登山ギアの歴史と言っていいほど。最先端の技術を詰め込んだその機能服を、山というフィールドだけに限るのはもったいない。日常生活でも、登山以外のさまざまなアクティビティでも、どんなシーンでも役立つその機能は、人間の暮らしを豊かにしてくれます。これは街や山を巡り、時にギアにフォーカスすることで、全方位に便利な〈マムート〉の魅力を紹介していくシリーズ企画です。3回目は、写真家・相澤有紀さんの街での仕事や生活から見えてくる、日常や都市生活における〈マムート〉の魅力を発見しに行きます。

Photo_Erina Takahashi
Text_Shinri Kobayashi
Edit_Hiroshi Yamamoto, Hideki Shibayama
相澤有紀 写真家

ファッションやカルチャーを中心に、ポートレートからライブ写真、スナップなどを手がける。これまでにzineや写真集『SURELY』、4人バンドGateballersとのインド旅を撮影したドキュメンタリーブック『Walkabout』を手がけるなど音楽業界との交流も活発。 www.instagram.com/izwyuki

川のある生活とマムートの相性。

東京都下にある相澤さんの自宅近くには、多摩川が流れています。住民らしき人たちが川べりで、思い思いに時間を過ごし、空が薄青と橙色にそれぞれ染まるマジックアワー。近くの鉄橋を電車が通る音を聞きながら、仕事道具のカメラを構える写真家・相澤有紀さんに、川のある生活について伺いました。

「この河岸には朝、コーヒーを飲みながらよく散歩します。自然は好きなんですが、今までは23区内の街に住んでいました。でも、ちょっとコンクリートジャングルに疲れたこともあって、初めて川近くに住み始めました。夜、うちに泊まりに来た友達と酔っ払って川まで散歩に来たり、カメラ片手にでたらめに川沿いを歩いて、人がいた痕跡をフィルムに収めたりしています」

川特有の見晴らしの良さは、もちろん心地よい。とはいえ、風も吹くので、どうしたって寒さも感じます。

「寒いのは苦手なんです。この〈マムート〉のダウンは、暖かくて軽いのがいいのですね。散歩をよくするので、重い服より軽い服の方が絶対的にいいじゃないですか。カメラを構えたりする時の腕回りもストレスがないですね」

ダウンジャケット <Seon IN Cardigan AF Men ¥28,050 in TAX>、ほか相澤さん私物

「普段はもっぱら古着を着ていますね。古着の機能と〈マムート〉の機能は、流石に段違いですね(笑)。自分が持っている古着のジャケットとこのジャケットは、化繊という点では同じでしょうけど、着心地が別格でした。これも腕回りが動かしやすいですし」

シューズ <Ducan Low GTX® Men ¥25,300 in TAX>、ほか相澤さん私物

〈マムート〉の服のベースになっているのは、8000m級登山の中で培われた技術。人を寒さから守り、様々な動きを制約しないように、シルエットや生地が考えられています。

「〈マムート〉のショップに行く前は、スイスの登山向けの服というイメージが強くて、自分には分不相応だと思ってました。山を登る人ならいいけど、登らない僕にはどうなのかなと。例えばスケボーをやらない人がスケーターの格好をするのは、ポーザーじゃんて思いますし、ファッションが入り口になるのはいいことなんですが、そこからちゃんとカルチャーまで深く入り込んでいかないのはいやですね。そういう意味でも今度、登山に行くのは楽しみです。あと今回の〈マムート〉の場合は、街着にちゃんと落とし込まれていて、自分の生活になじむアイテムがたくさんあったのが、いい意味で予想外でした。機能性とかものの良さは変わらず、着てみたいと思わせるようなデザインだし、実際何にでも合いそうです」

カメラを始めた理由。

相澤さんは、フォトグラファーとして、ミュージシャンやストリートカルチャーを切り取ることも多い。その原点はどこにあるのだろう。

「大学もそれが理由で入るほど、体操競技一筋でした。でもけがをして、そこから何もやることがなくなってしまって...。そんな時に父親の一眼レフで、身の回りを撮るようになったんです。周りの友達とか撮っていたんですけど、その中の一人が若くして亡くなってしまって、その遺影に僕が撮った写真を使ってくれたんです。それも写真を続けている一つのきっかけのようなものですかね」

「僕自身はあまり目立ちたくないんです。被写体にあまり意識させないように、シャッターを押したい。だからということもあるんですが、服もロゴがデカデカとしているのは苦手。こんな感じで、ロゴが目立たずシックなのは好きですし、今着ているダウンのカーキとかジャケットの黒など落ち着いた色は、普段の服と合わせやすいと思ってます」

馴染みの古着屋でマムートに合わせてみる。

tempo

東京都世田谷区松原1-41-7
instagram : www.instagram.com/tempo.2016/

80〜90年代のもの、アウトドアやアメカジをベースにしつつ、〈グッドイナフ〉といった裏原ブランドや、オールド〈ステューシー〉や〈ラルフ ローレン〉など店主の文屋さんの嗜好性が幾分か反映されたラインナップが揃う。都心に比べて、リーズナブルな価格設定になっている。

今回の取材で、相澤さんがよくお店について尋ねてみると、明大前駅にある馴染みの古着屋「tempo」が挙がった。下高井戸の理髪店「BARBER SAKOTA」の迫田さんが紹介してくれたという縁で繋がったこのお店には、古着のチェックと、店主の文屋さんとちょっとした話をしにくるという。

「仕事の話はほとんどしませんね。もっぱらお互いの最近の身の回りのこと、共通の話題ってところでしょうか。いわゆる世間話ですね。古着も好きですし、構えずにリラックスして来れるんです」

取材中も、パンツのシルエットに対する意見を文屋さんに聞いてみたり、今度発売される小物を買いに来る約束をしたりと仲の良さが伺えました。〈マムート〉のダウンジャケットに、お店の古着のパンツを合わせてみても、違和感なくなじむということで二人の意見は一致します。

次なる初登山への期待とは?

ソフトシェルジャケット <GRANITE SO Hooded Jacket AF Men ¥18,700 in TAX>

相澤さんの仕事場である、自宅の暗室にお邪魔します。着るのは、ソフトシェルジャケット。暗室で行う現像作業に伴う、様々な動きをノーストレスで行える柔らかい着心地が特徴です。さて次回は、このジャケットも装備して、相澤さんにとって初めての本格的登山へと繰り出します。その意気込みはいかに?

「このシェルの動きやすさもそうですが、店頭で合わせた〈マムート〉の登山向けパンツは、膝のつくりとか今まで履いた中で一番動きやすかった。これまでは、でかいパンツを履くことで動きやすさや快適さをキープしていたんですけど、新しい価値観を知った気分です。だから、次の登山が楽しみですね。平地とはちがう状況に飛び込むことで、服の機能性や使い方に気づいたり、感じられたりすることがあるんじゃないかなと」

MAMMUT ONLINE STORE www.mammut.jp MAMMUT Instagram @mammut_japan

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