
竹内優介 / インテリアスタイリスト
大学で建築を学びながら、インテリアスタイリストの黒田美津子氏に師事。雑誌、ウェブ、広告のビジュアル制作から、モデルルームや個人宅のスタイリング、ショップのディスプレイに至るまでその仕事は幅広い。コラムを執筆することも。
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ーインテリアスタイリストのキャリアは、どのようにしてスタートしたんですか?
大学で建築を学んでいたんですが、人づてにインテリアスタイリングの現場に行くことがあって、こういう仕事があるんだなと興味を持ったのがキッカケです。もともと家具や雑貨が好きだったので、建築の図面を引くよりもこっちの方がいいかもと思い始めて。そのまま在学中から勉強させてもらって、いまも師匠のアシスタントをしつつ、個人でも仕事をしています。
ー竹内さんにとって、このバッグのポイントはどこでしょう?
入れる荷物は資料とパソコンくらいですけど、開けた時にどこに何が入っているかが一目でわかるのが使いやすい。こうやって、機能が形に反映されているものが元々好きなんです。あとシンプルでごちゃごちゃしていない、長く使えるデザインも好きなので、オールブラックに控えめのロゴをプリントしたこのバッグが気に入りました。オレンジのタグもアクセントにぴったりです。
ー何か運動はしていますか?
ジムには行かないんですけど、毎日チャリ通勤ですし、撮影のために家具をトラックに搬入・搬出したりと、体を使うことも少なくありません。学生時代よりも健康的な気がします。
ーチャリ通勤なんですね。
通勤もそうですし、お店も自転車で回ったりしますね。実は、自動車の免許を持ってないんですよ(笑)。
ーえ? インテリアスタイリストでそれは珍しいですよね?
はい。でも、家具を一人で搬入するのは難しいので、結局ロケバスさんにお願いすることになるんです。だから、いまのところはそういうスタンスでやらせてもらってますね。

ーインテリアスタイリストというと、家具屋や雑貨屋などを回ってリサーチすることが多いんですか?
そうですね。ショップの下見は必須ですし、Instagramを参考にすることもあります。 あとは、リサーチというわけではないんですが、去年あたりから登山に行ったりしています。オンオフを切り替えたくて、自然をぼーっと見るのが好きですね。家具や空間などは自然の風景をインスピレーション源にしていることも少なくないので、間接的に仕事にも影響しているんじゃないかなと。だからちゃんとアウトドアに接しておきたいんですよね。

西村理佐 / フォトグラファー
写真家・映像作家。北海道出身。桜美林大学映画専修卒業後、写真、映像を中心に撮影、ディレクションやプロデュース、時には制作など幅広く活動する。最近の事例としては、Ameri Vintageや俳優・佐藤健(一部)のYouTube動画などを手がける。
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ーバッグに求めるポイントはなんですか?
カメラやレンズをいくつも持ち運んだりと荷物が多いので、収納力のあるバックパックであることです。でもいわゆるカメラバッグは使いません。カメラバッグは高価なうえに、可愛いものが少なくて。それにたくさん入らないんですよね。このバッグは容量もあるし、デザインもシンプル、おまけにパソコンのスリーブもあるのがいいですね。
ーカメラとレンズ、パソコンのほかに持ち運んでいるものを教えてください。
ディレクションだけでなく、自分で編集することも多いので、SSDとかのメモリ、外付けフラッシュ、ヘッドフォンなどです。撮影したムービーは、長時間のものが多いので、忘れないうちにチェックするようにしてます。コロナ前ですが、撮影後にカフェに行って閉店まで作業することもありました。心配性ということもあるので、バッグがあればいつでも仕事をできるようにしてます。
ー普段運動はしますか?
いまはやっていないんですが、ボクシング習いたいな、ジム行きたいなとはずっと思ってます。コロナが落ち着いたら、やってみたいですね。動画撮影の時は、1時間カメラを持ちっぱなしもザラなので、腕周りだけは結構ムキムキですけどね(笑)。
ー今日着ている〈マムート〉のジャケットは、どこが気に入ってますか?
撮影などの裏方仕事が多いので、ブラックというのが気に入ってます。あと、GORE-TEX素材が大好きなんです。例えば突然雨が降った時に、傘をさしたりやカッパを着るのはイヤなので、やはりジャケットが防水透湿系の素材なのは助かります。

ーお仕事では映像と写真、どちらも撮られていますよね。
はい。ですが、いまはムービーがメインです。メディアはウェブが多いですね。こうして動画のお仕事が増えているのは、誰でも撮って、編集して、発信することができる時代のおかげでもあると思っています。ゆくゆくは、ブランドムービーをたくさん撮っていきたいですね。
ーここ数年で動画を発信する人がグッと増えてきましたよね。そのなかで西村さんは、どのように自身を差別化していきたいですか?
難しいんですけど、この仕事がいつでも誰かに奪われるかもしれないという危機感は、常に持ってます。若い子たちはお金がない分、面白いことをやるスピード感が速くて。それに、デジタルが発達していてるので、出演者、照明、撮影などすべてがCGでできてしまう。カメラマンって今後いるのかな? なんて考えたりしますね。だからこそ、コンピューターじゃ考えられないイレギュラーなことに対応したり、築いてきた人間関係を大事にしていきたいです。

松㟢翔平 / 俳優
俳優を中心にモデル、コラムニストとしても活動。「テラスハウス」出演で名を馳せ、映画を主戦場に俳優として数々の作品に出演。コロナ禍前までは、東京と台北で2拠点生活をしていた。
Instagram:@matuzakishohei

トートバッグ 〈Seon Tote Bag ¥13,200 in TAX〉
ジャケット 〈Bomber Jacket AF Men〉
シューズ 〈Ducan Low GTX® Men ¥¥25,300 in TAX〉
ー今日のスタイリングのポイントは?
最近ハマっているゴルフを意識してみました。ゴルフブランドは使っていないのですが、ゴルフのドレスコードを守っています。昔のクラシックなスタイルも好きなので、Instagramの「Golf Khakis」というアカウントのスタイリングはよく参考にしてます。
ーゴルフを始めたのはどうしてですか?
「BOGEY(ボギー)」というゴルフ雑誌を読んで、楽しそうだなと思って始めました。昔バイトをしていた洋食屋で、常連のおじいちゃんたちが毎日ゴルフの話をしていたのも憶えてますね。コース代が高いかなと思ってたけれど、工夫すれば安く周れるんですよ。

ー俳優として、色々な衣装を着ることも多いですよね。
その役の服を着ると、7割くらいその人物の気持ちに切り替わっている気がします。マインドがつくられるというか。だから衣装さんは本当にすごいと思います。普段の生活でも、その日着る服で気分を変えたりします。
ーこのジャケットは撥水機能があるので、撮影の現場でも使えそうですね。
そうですね。一日のうち、撮影から打ち合わせ、飲み会、散歩など色々な場所を回ることもあるので、あらゆるシチュエーションに合わせないといけないんですよ。でも、こういう機能的なジャケットを着ていれば、どこにでもいけますね!

ーバッグには、どんなものを入れるんですか?
持ち歩くのは、パソコンくらいですね。このバッグは、パソコンスリーブとクッション性があるので、安心感があります。小物も入れられるポケットも付いているので、バッグの中がぐちゃぐちゃにならないですね。持ち手のハンドルも2種類あって持ちやすい。よくバッグを持たず、ポケットにいろいろと突っ込んで出かけてしまう時があるんですが、もう27歳なのでそういうのはやめようかな(笑)。

阿部聖也 / ベイクルーズプレス&バイヤー、
レッド・ウィング PR
不動産業界を経て、アパレルの世界へ。現在は「ベイクルーズ」でプレス兼バイヤーとして活躍する一方、〈レッド・ウィング〉のPRも担当。業界では珍しく、サラリーマンという立場でありながら、会社を横断して活躍している。
Instagram:@as71022
ー仕事の道具はどんなものをお持ちですか?
PCやメモ帳、あとはペンくらいですね。メモ帳はネタリストといいますか、TODOやリサーチしたことをシンプルにまとめてます。紙じゃないとダメなんですよね。
ー阿部さんは肩書きが多いですよね。しかも働き方もちょっと新しい。
いまは、「ベイクルーズ」で「417 エディフィス」のプレス兼バイヤー、あと「パルプ」のプレス。社外では、〈レッド・ウィング〉のPRもやっています。こんな風に、さまざまなお仕事を経験できる環境には感謝してます。

ーバッグ選びの基準はなんですか?
展示会や撮影で移動が多いんですが、いろいろな案件を抱えているので、大容量のバッグが必要なんです。紙資料も多いですし。
ーこのバッグのポイントを教えてください。
普段から資料が多いので、大容量でポケットが多くて、整理しやすいのがいいですね。PCスリーブもありますし、真ん中の底浅のポケットは財布や鍵を出し入れしやすい。たまにフットサルをするんですが、シューズを入れておけるスペースもある。そこに脱いだソックスを入れておけば、他と分けて収納できます。デザインはオールブラックでシンプル。質感もマットなので、汚れても手入れが簡単ですね。
ー平日、仕事のほかに体を動かすこともありますか?
午後出勤の日は、サーフィンに行ってから出社することもあります。同じ業界の方々と一緒に行くことも多いので、完全にオフというわけではないですね。仕事の愚痴から相談まで、話しているのは仕事のことばかり(笑)。最近は行けていないのですが。。。

小山はるき / モデル
ストリート感覚あふれるスタイリングが人気のモデル兼インフルエンサー。YouTubeチャンネルを開設し、ファッションを中心にさまざまな動画を自ら編集して配信。趣味はフィルムカメラ。この4月に大学を卒業して、就職予定。
Instagram:@haru__ki15
Youtube:HARUKI KOYAMA
ーはるきさんのファッションに注目している人たちも多いと思うんですが、普段、どんなブランドを着ていますか?
買うのは韓国のものが多いですね。好きなブランドはいくつかあるんですが、特定のブランドというよりも、そのアイテム単体が欲しくて買ってます。あとは、Instagramで好きなスタイリングを見つけたら、そのタグから飛んでみたりとか。
ースタイリングで参考にしている人はいますか?
見るのはニューヨークとかにいる人が多いです。その人たちがインフルエンサーなのかはわからないんですけど。あとは、Pinterestを毎日チェックしてます。例えば、デニムスタイルのアイデア探しをする時に、“blue denim outfit style”と検索して、色合わせとかの参考にします。Instagramだと、ハッシュタグで見たい画像にたどり着けないことも多いので。Pinterestの方が探しやすいですね。

ーこのバッグのポイントを教えてください。
普段からフィルムカメラや、動画編集のためにPCを持ち歩くことが多くて、ほかにも化粧品とか荷物があるので、バッグの中で何かを探すのに一苦労。だから、このバッグのように、色々なものを仕分けて入れられるといいですね。
ー運動はなにかされてますか?
岩盤ヨガを始めました。ホットヨガは暖房で暖かくすると思うんですが、岩盤ヨガは床がじんわりと暖かくて、汗をすごいかいてデトックスできるんです。元々ダンスをやっていたんですが、やめてから冷え性が悪化してしまったので、これなら体質改善できるかなと。ヨガに行く時はバッグにタオルを入れるので、収納スペースが多いこのバッグは便利ですね。
