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ぼくたちフイ・マムート冒険隊!
「フイ・マムート冒険隊」とは、
渋谷を拠点にヒップな情報を発信する
フイナム編集部とゆかりの深いメンバーとともに、
それぞれの考える冒険を〈マムート〉のサポートをもとに実践、
考察していくための特設サイトです。
馴染みの渋谷界隈から、海や山、はたまた宇宙まで!?
8000メートル峰を舞台に
様々なドラマを繰り広げてきた〈マムート〉の魅力を、
都会をヒップにサヴァイブしてきた
フイナム編集部ならではの視点でご紹介していきます。

All fields adventure with MAMMUT
あなたなら〈マムート〉を
街でどう着こなしますか?

8000m超級の山々に挑戦する命知らずの冒険家たち。その命と肉体を過酷な環境から守ってきた〈マムート〉の歴史は、そのまま登山ギアの歴史と言っていいほど。最先端の技術を詰め込んだその機能服を、山というフィールドだけに限るのはもったいない。今回は、街着としての〈マムート〉の魅力にフォーカスすべく、5人の都市生活者に、〈マムート〉の服を普段着にミックスしてもらいました。

Photo_Hikaru Morita
Text_Shinri Kobayashi
Edit_Hiroshi Yamamoto、 Hideki Shibayama
STYLE 01

HARU / DJ&スタイリストアシスタント

アシスタント歴としては、スタイリスト猪塚慶太さんに師事して約1年ほど。かたやDJとして音楽イベントやファッションブランドのパーティなどでプレイする。最近はアンビエント・テクノのような洗練されたサウンドに傾倒中。
Instagram:@hrkhrks

ーシェルジャケットは街でも着ますか?

ライトなアウトドアは好きなんですが、実はシェルジャケットを1枚も持ってなくて...。今日の服のスタイリングを考えた時に合うものとしてこれを選びました。いままでアウターはビッグサイズが多かったんですが、アシスタントを経て、コーディネートに合わせてサイズを選ぶことの重要性を学びましたね。

ー今日のコーディネートのポイントは?

シェルジャケットに、シャツとネクタイ、ジャージっぽい素材のパンツにピンヒールをミックスしました。わかりやすいパンプスコーデではないというのがポイントでしょうか。

ー左右の裾のドローコードで丈を調整したり、フードのドローコードにもこだわっていたのが印象的でした。

ジャケットのフードもシルエットが綺麗に見えるように、ドローコードで調整しました。誰でもできるようなことで、人とは違う着こなしを提案するのが理想ですね。

ー猪塚さんのアシスタントになったことで、変わったことはありますか?

アシスタントになる前は、90年代のヒップホップが好きということもあって、オーバーサイズのデニムとTシャツにブーツという格好が多かったんです。でも、猪塚さんのスタイリングや着こなしに影響を受けて、サイズの選び方も変わってきました。あえてタイトに着てみたりとか。

ー音楽もヒップホップを聴くことが多いんですか?

ヒップホップは聴くのも好きですが、カルチャーとしてすごい好き。最近聴くのは、テクノやアンビエント、エレクトロニカ、四つ打ちが多いですね。すでに有名なアーティストですが、アンディ・ストット(Andy Stott)のアルバムが良くて、最近よく聴いてます。割と静かで、感情でいうと暗いんですが、その暗さがいまは気持ちいい。

ーこれからもファッションと音楽は両立されていきますか?

猪塚さんにつく時に、ずっとやってきたDJをやめる必要はないよと言ってもらったので、アシスタント業に支障がないようにして、どちらも100%の力を注いでいます。将来は、好きなミュージシャンや、スタイリストやDJをやるきっかけになったアーティストのスタイリングとかもできるようになったら最高ですね。

STYLE 02

于洋 / スタイリスト

スタイリスト荒木大輔に師事した後、2019年に独立。ファッション誌、ブランドヴィジュアル、アーティストのスタイリングをメインに活動中。
Instagram:@yang_yu0924

ーこのダウンのポイントを教えてください。

仕事柄、外にいる時間が長く、寒い場所にいくときもあるので、ファスナーを閉めるとハイネックになるこのデザインのダウンを選びました。アースカラーは海外のアーティストがかっこよく着ていることが多くて、個人的に好きですね。ロゴが控えめなのも好印象です。

ーダウンの中は、何を着ますか?

ロンTとかスエットのようなラフなアイテムが多いです。車移動が多いので、車の中はダウンを脱ぐくらいでちょうどよくて、外はダウンを着ると暖かい。冬の屋内は暖かいところが多いので、それで十分だと思います。

ーアウトドアブランドは、ファッションとしてどう捉えていますか?

アウトドアブランドは発色がいい。〈マムート〉でいえば、オレンジとかも綺麗ですよね。アウトドアをファッションとして取り込むのは、自分がずっと好きなストリートスタイルではスタンダードですし、ストリートブランドがアウトドアブランドとコラボすることも多いので注目しています。

ー普段からストリートスタイルがお好きなんですね。

小中学校から裏原カルチャーが好きでした。あとは映画が好きで、歴史ものとかを観て、その時代の服装について学んだりしています。最近では、ストリートもオーバーサイズ一辺倒というより、細めな服や、ややスマートな格好の人も多いですね。トーパス・ジョーンズ(Topaz Jonez)とかのスタイルを参考にしたりしています。

ー師匠の荒木大輔さんから学んだことや、これから取り組みたい仕事はなんでしょうか?

師匠からは、本当にたくさん学ばせてもらいましたが、そのひとつは最後まで諦めないストイックさですね。例えば、ロケバスが5時ピックなのに、ギリギリの3時までスタイリングを試行錯誤して、準備して風呂入って出発する、みたいな。最後まで諦めない姿勢は、本当に勉強になりました。独立したからには自分のカラーも出していかなきゃと思うんですが、自分は服以外でもキャスティングが得意で、ブランドの世界観にあった人物像とそのスタイリングというものを考えています。そんなところを活かしていければと。

STYLE 03

米村健史 / スケーター

〈ノア NYC (Noah NYC) 〉ショップスタッフ。スケート歴は約10年で、休みの日はパークに行ったりと、いまでも週2,3回はクルーズしている。
Instagram:@kenshi.yonemura

ーダウンジャケットの着心地はどうでしたか?

ダウンなのに全然圧迫感がなくて良かったですね。アウトドアブランドによくありがちな、中綿がたっぷりと詰まったモコモコしたダウンは苦手なんですよね。東京みたいな都市にはちょっとトゥーマッチかなと。

ーデザインとしても、米村さんの普段着に合っていましたよね。

シルエットも好きですね。これくらいのボリュームがちょうどいい。普段からあまりロゴものも着ないし、人によっては寝巻き? って思われちゃうくらいシンプルなので、〈マムート〉のロゴが控えめなのも好みでした。あとは、フードが収納できるので、中にパーカが着込めるなと。フードが二重になると邪魔になって嫌なんです。

ースケートは、いつ頃からやってるんですか?

新潟で、小学校に入る前からスノーボードをやっていたんです。でも諸事情でスノーボードは辞めてしまって。高校生になってからスケートショップのスタッフさんに誘われて、スケートを始めました。

ー普段はどんなところで買い物したりしますか?

最近買った服は、ミリタリー専門店で見つけたリーズナブルなジャケットです。スケーターなので、転んで擦ったりすることも日常茶飯事で、あまり高い服は買いません。服は消耗品に近い感覚ですね。今日の〈マムート〉の服であれば、クルーズするときに着て、パークとかに着いたら脱いで滑ります。擦って破れたら、もったいないので(笑)。

STYLE 04

Tommy /
ピスト乗り、「BLUE LUG」ショップスタッフ

1994年生まれ、茨城出身。サイクルショップ「BLUE LUG」ではメカニックを担当。所有する自転車台数は約15台、という同店のスタッフでも群を抜く数。自転車と車が大好きで、スケーター、メッセンジャー、自転車周りの友人も多数。
Instagram:@moyatommy

ー登山用につくられたジャケットですが、自転車も乗りやすそうですね。

〈マムート〉のスタッフさんからもお聞きしたんですけど、このジャケットは、クライミング時の可動を邪魔しない立体裁断になっているので、実際に自転車に乗ってハンドルを持ってみたら、腕の動きに制約がなくて動きやすかったですね。普段のジャケットだと、自転車に乗る時にハンドルを持つと腕回りが窮屈だったり、ジャケット自体が引っ張られるので。

ー自転車乗りらしい気づきですね。

あとは、素材にGORE-TEX PROを使っているのも良かったです。自転車に乗っていると、すぐに暑くなので、その熱を逃してくれるこの高機能素材が使われているのはさすがだなと。配色もすごく好きで、自転車に乗る時にアウターは派手なものを着て、視認性を高める必要があるので、自転車に乗る時のジャケットとしてはバッチリだと思いました。

ー自転車は、どんなものに乗っているんですか?

ピストです。ピストメインで、あとはアドベンチャーバイクとか合わせて15台ほど持ってます。部屋はバラした自転車だらけ(笑)。横ノリ全般が好きで、ピスト周りはもちろん、スケート周りでも友達がたくさんいて、一緒に遊んだりします。

ー自転車の楽しさはどんなところでしょうか?

自転車移動手段というよりも、どちらかといえば遊びの要素が強くて、乗っているだけですごい楽しいんです。あとは、ピストブームの終わりごろから乗り始めたので、トレンドが過ぎ去ってもまだピストに乗っている人たちは、こだわりが強くて面白い人が多いですね。

ーサコッシュは、ジャケットの中ではなく外に出して使ってましたね?

趣味でカメラもやっていて、すぐにカメラが取り出せるサコッシュは重宝しますね。瞬間を撮りたいので、コンパクトカメラを使ってます。

STYLE 05

橋本瑛司 / バリスタ&バーテンダー

STREAMER COFFEE COMPANYを経て、フリーランスのバリスタに。ラテアート世界大会の出場経験あり。池尻大橋にあるバー「LOBBY」でお酒に関する知識を深め、コーヒーからアルコールドリンクまで幅広く提供。展示会などでコーヒーのケータリングも行う。
Instagram:@mjeiji

ー冬はダウンをよく着るんですか?

かなりの寒がりなので、ダウンを選びました。着てみたら縫い目もなくて、シルエットがとても綺麗だなと。肌当たりも優しいし、中綿のつまり具合もちょうど良かったです。大きめなフロントポケットも荷物にアクセスしやすい印象です。

ーいまはバリスタやバーテンダーとして活動されているとか?

フリーランスとしてケータリングのほか、池尻大橋にあるバー「LOBBY(ロビー)」で、金、土だけは11時〜17時にカフェ営業をしていて、そこでコーヒーを始めドリンク全般を提供しています。あとは、「LOBBY」のメニュー開発にも携わらせてもらっていて、コーヒーカクテルなども開発中です。

ーコーヒーからお酒まで幅広いですね。

アルコールドリンクに関しては「LOBBY」で学びました。あと、バリスタのほかに、最近はコーヒー豆の焙煎も始めました。焙煎は、バリスタの間では“焙煎には絶対に手を出すな”というくらい奥深くて複雑で、コーヒーが嫌いになると言われるほどなんですが(笑)。

ー焙煎は、コーヒーの味にとってどれくらい重要なんでしょうか?

かなりの割合を占めていると言われていますね。いまの時代は、まずいコーヒーというのはないのかなと。豆のレベルも高いので、そのポテンシャルをどれだけ落とさずに焙煎して、さらにどれだけキープして抽出するかが大切だと思います。自分で焙煎して、新しい味わいが抽出できたときは、格別に楽しいですね。

ー〈マムート〉といえばアウトドアですが、外で飲むコーヒーも美味しいですよね。

周りにアウトドア好きな友達がいて、自分もキャンプは行きます。寒がりではあるんですが(笑)。みんな、アウトドアで飲むコーヒーが好きらしく、バリスタ要員として誘ってもらえることも多いですね。

MAMMUT ONLINE STORE www.mammut.jp MAMMUT Instagram @mammut_japan

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