©SDBE・さかなクン
数ある服の素材のなかでもナイロンの価値を向上させたのは〈プラダ(PRADA)〉です。
きっかけは2019年発表の「リナイロン(Re-Nylon)」。
これは海に流れた漁網などのプラスチック廃棄物をリサイクルした素材で、従来のナイロンが持つクオリティはそのままに何度もリサイクルできるとか。つまり、環境負荷の削減にも大きく貢献するというわけです。
現在、「リナイロン」コレクションの販売収益の1%が「SEA BEYOND」に寄付されます。
「SEA BEYOND」は「プラダ・グループ」と「ユネスコ政府間海洋学委員会」が支援するプロジェクト。若い世代を対象とした、海の保全に特化した教育プログラムです。
そんな背景のなかで今回発表されたのが、「プラダ・グループ」の「さかなクン探究隊」への支援強化です。
これは「SEA BEYOND」のプロジェクトの一環。「プラダ・グループ」が魚類学者のさかなクンが率いる海洋保全教育団体「SD BlueEarth・青い地球を育む会」とのパートナーシップを更新・拡大したことがきっかけになりました。
「さかなクン探究隊」は24年に発足。子どもたちがフィールドワークやワークショップ、講義、研究発表を通じて、海洋保護の知識を得ながら、海の役割について理解を深める内容です。
さかなクン ©︎Prada
26年度のプログラムには小学生20名が参加し、来年2月まで全8回のセッションが行われます。残念ながら、本年度のメンバーの募集はすでに締め切られていますが、年度ごとに新たな参加者を募って実施されます。
「さかなクン探究隊」の取り組みが子どもたちの好奇心を刺激することは間違いなく、これを「プラダ・グループ」が後押ししているところが素敵だなと。
こうした活動の積み重ねがよりよい未来を切り開くはずです。

