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連載【マイナーグッド図鑑】VOL.28 意外な機能性を持つモンベル。

王道ブランドの定番品はやっぱりいい。定番と言われるだけあって歴史があるし、信頼できるスペックもあって、何歳になっても飽きない。でもこれはちょっと天邪鬼なひとに向けた連載企画。あのブランドの、実は知られていない、けどグッとくるものを紹介します。第28回目は〈モンベル〉のマイナーグッド。

Photo_Arata Suzuki
Styling_So Matsukawa
Text&Edit_Yuri Sudo


〈モンベル〉が持つテクノロジーの高さは、もはや語るのが野暮なほど。しかし今回取りあげたいのは、その足し引きのうまさです。

U.L.ナップサック ¥3,300

山頂アタックから銭湯などのちょっとした普段遣いまで。幅広い場面で使えるのがこのナップサックです。ポイントはシンプルな見た目に反して、スペックがさまざま隠されていること。

両面にシリコーン・コーティングした30デニール・ナイロン・ダブルリップストップ生地は、光が透けるほどの薄さ。そして超軽量素材です。何より引き裂き強度に優れているそうで、ちょっとやそっと雑に扱ったくらいではへこたれません。ポケッタブル仕様なので、旅行先のサブバッグとして忍ばせるなんてことも。

メインのコンパートメントの他、内側には小物入れとしても使える、ポケッタブル収納用の小さなポケットがひとつ。機能を盛り込みすぎない、シーンに合わせた引き算もニクいんです。

色鮮やかなオレンジが暑い国を想像させるこちらは、その名も「バティックサロン」。インドネシアの伝統的染め物です。

ベッドやソファに掛ける布として使うのはもちろん、〈モンベル〉らしい提案も。風合いのいいレーヨン製で大判だから、水着の上から腰に巻いたり、屋外で着替えが必要なときにがばっと羽織れば重宝します。バッグに閉まったり挟んだりして持ち運べば、アクティビティをサポートするアイテムになるなんて。

一見なんてことないものでも、実は隠れたスペックが隠されていたり、あえて機能性を盛り込みすぎないようつくられていたり。〈モンベル〉の足し引きの妙には驚かされるばかりです。

ロケ地メモ:アーティスト・オカヤマナナミさんの自部屋。最近ゲットしたお気に入りのものは、レインボーの凧揚げ。

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