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【ナナミカが似合う街】Vol.1 福岡の衣食住を巡るローカルクルーズ。

日常に寄り添う〈ナナミカ(nanamica)〉のスタンダードな服は、いつもの街にも、旅先の風景にもよく似合う。そんなブランドの魅力を各都市のショップから紐解いていきます。第一回は、ブランド初の地方店が誕生した場所、福岡に向かいました。「nanamica FUKUOKA」で最新の秋冬アイテムに触れた足で、わざわざ遠回りしてでも訪れたいローカルなアドレスへ。衣食住への好奇心を満たす寄り道案内をお届けします。

  • Photo_Shunsuke Kondo
  • Edit_Soma Takeda

オープンから16年。新たな歩みを始めた、nanamica FUKUOKA。

九州随一の繁華街・天神からほど近い大名エリア。感度の高い古着屋や、地元民に愛される個人の飲食店などが点在し、あてもなく歩いているだけでも面白い出会いがある街です。そんな大名のなかでも、ファッションブランドの旗艦店やセレクトショップが並ぶ通りに佇んでいるのが「nanamica FUKUOKA」。

オープンは、2008年8月。2004年に誕生した1号店「nanamica DAIKANYAMA」に次ぐ初めての地方店の場所として、福岡の地が選ばれました。ブランドのコンセプトである「海」にもすぐアクセスができる上に、食や音楽、アートといった文化がコンパクトに集まっているこの街は、毎日の暮らしとともにある服を提案する〈ナナミカ〉にとって必然のロケーションだったのでしょう。

そんな「nanamica FUKUOKA」がいまの形になったのは、2024年8月のこと。オープン当時は木材を多用した、古き良き個店のセレクトショップのような雰囲気だったそうですが、大々的なリニューアルによって、いまではクリーンで開放的な空間へと生まれ変わりました。

「ナナミカ」の他店舗でも見られる、海の家を思わせる骨組みが空間の中央に。木材はヴィンテージのような趣がありますが、それもそのはず、リニューアル前の床材が再利用されています。海を愛する〈ナナミカ〉らしい環境に目を向けたアプローチというわけです。

エントランスを抜けると、手前のスペースには〈ナナミカ〉、奥へと進むと〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(THE NORTH FACE PURPLE LABEL)〉のコレクションが広がるつくりに。海と山、ルーツの異なるふたつのブランドをシームレスに行き来しながら、自分のペースでゆったりと服と向き合えるようになっています。

奥に広がるのは、〈ナナミカ〉が手がける〈ザ・ノース・フェイス パープルレーベル〉のエリア。オリジナルアイテムだけでなく、買い付けたスニーカーやソックスなどを交えて陳列されていて、ブランドの世界観を広げるようなミックス提案も見どころです。

こうした空間レイアウトや服の見せ方は、自然と店舗ごとのカラーが滲み出るのも面白いところ。

たとえば「nanamica FUKUOKA」では、同じアイテムでもあえて複数のサイズをラックに掛けているものがあります。これは、実際に手に取ってみて自分に合うサイズを探し当てる、そんな楽しさを味わってもらうための粋な仕掛け。アイテムによってはボタンを開けたり、袖をロールアップして陳列しているのは、吊るしの状態でも服が持つリアルな表情を見せるためなのだとか。

ネットでも同じモノが買える時代ですが、創意工夫がなされた「nanamica FUKUOKA」で目にする服は、きっと画面越しで見るのとは受け取る印象が違うはず。わざわざ実店舗に足を運ぶ価値とも言えます。

そして、そこで働くショップスタッフとの会話も醍醐味のひとつ。その着こなしを参考にするもよし、とっておきのランチスポットを聞き出すもよし。住んでいる街に〈ナナミカ〉のお店があったとしても、観光で訪れたときにはフラリと立ち寄ってみてほしいところ。きっと、その土地にしかない新しい出会いが待っています。

「nanamica FUKUOKA」のショップスタッフ、マトバさん(左)とヤマグチさん(右)。

秋の街歩きはこんな一着で。

まだまだ厳しい残暑が尾を引いていますが、店内のラックには〈ナナミカ〉の秋冬の新作が続々と並び始めています。目移りするほど充実したラインナップのなかでも、とくに注目したいアイテムがこちら。

2L PERTEX UNLIMITED Cruiser Jacket ¥59,400

一見するとコットンのようなマットで落ち着いた風合いの生地は、防風性・透湿性に優れ、耐久はっ水加工が施された2層の「PERTEX® UNLIMITED」。「Cruiser Jacket」という名前の通り、天候が変わりやすい秋口に街をクルーズするお供として頼もしい一着です。

ほどよくゆとりのあるシルエットで、フードと裾はアジャスターによりフィット感の調節も可能。さらに、チラリと覗く裏地のハウスチェック柄が、フロントを開けて着た際やフード裏のさりげないアクセントとして効いています。

nanamica FUKUOKAから始まる、寄り道のすすめ。

秋口の街歩きに頼もしいアウターを羽織ったら、あてもなく周辺を散策してみたくなるもの。着飾るためのファッションというより、毎日の生活に寄り添う日常着。そんな〈ナナミカ〉の服に惹かれるひとは、きっと「衣」と同じくらい、「食」や「住」を含めた日々の暮らしを楽しんでいるはずです。そこで、「nanamica FUKUOKA」をあとにしたその足で寄り道したい、気になるスポットをセレクトしました。

SPOT01_LIGHT YEARS

すでに知られた名店なだけにもはや説明不要かもしれませんが、福岡を訪れたならやはりここは素通りするわけにはいきません。店内に並ぶのは、インドやモロッコ、アフリカなど世界中から買い付けられたヴィンテージラグや、美しい手仕事による民藝品。そのほとんどが他では決して出合えない一点モノです。何度通っても、そのたびに宝探しのような新しい発見が待っているはず。

INFOMATION

住所:福岡県福岡市博多区博多駅前3-30-5
時間:11:00〜19:00
電話:092-473-1927
Instagram:@light_years.hakata

SPOT02_山響屋

ダルマにこけし、招き猫。全国各地の郷土玩具が所狭しに置かれたアパートの一室は、愛らしくてユーモア溢れるワンダーランド。だるま絵師としても活動する店主の瀬川さんが実際に足を運んで集めた品々は、どれもつくり手の体温やローカルな風土を感じさせてくれます。これほど膨大な数の郷土玩具を一度に見られる場所は、全国を探してもそうありません。気の利いたお土産探しにもうってつけです。ちなみに、「nanamica FUKUOKA」のスタッフも足繁く通ってるのだとか。

INFOMATION

住所:福岡県福岡市中央区今泉2-1-55 101
時間:11:00〜18:00(木曜定休)
電話:092-753-9402
Instagram:@yamabikoya

SPOT03_本屋青旗

福岡では数少ない、アートブックを専門に扱う独立系書店。「視覚文化」をテーマにセレクトされた国内外の写真集やアート・グラフィック関連の書籍、雑誌にZINEなどが取り揃えられています。国内では流通の少ないインディペンデントな出版物も多く、目的なく訪れても未知の感性と出合えます。併設のギャラリーで開催される、親交のある作家の展示も見どころのひとつ。

INFOMATION

住所:福岡県福岡市中央区薬院3-7-15 2F
時間:11:00〜19:00(水・金曜定休)
Instagram:@aohatabooks

SPOT04_Hobo Beer Store

特定の拠点を持たずに全国各地の醸造所でクラフトビールをつくる〈Hobo Brewing〉。そのオリジナルビールを昼間から気軽に楽しめるのが、この直営店です。しかも、ビールのジャケットはどれもアート性の高いものばかり。気になる一本を選んだら、その場でプシュッと開けて角打ちを楽しむのが正解。ちなみに写真の一杯は、お店がある警固の街をテーマにした「KEGO WyWy BEER」。

INFOMATION

住所:福岡県福岡市中央区警固2-12-12 警固丸ビル 103
時間:13:00〜21:00(日〜木曜)、13:00〜23:00(金・土曜)
Instagram:@hobobeerstore

SPOT05_Mon an

もつ鍋や博多ラーメンといった名物も最高ですが、あえて多国籍な味を求めるのもツウな夜の楽しみ方。アジア、欧州、南米、そして地中海沿岸。世界中の民族料理をお酒と一緒に味わえるのがこのお店です。ジャンルにとらわれない自由な発想から生まれるひと皿は、いままで知らなかった味と出合える刺激的な食体験を約束してくれます。本格的な料理が味わえる一方で、店内の雰囲気は意外にもカジュアルというのも嬉しいところ。

INFOMATION

住所:福岡県福岡市中央区赤坂3-9-28 大産赤坂ビル 1F
電話:092-722-6860
時間:16:00〜24:00
Instagram:@mon_an_fukuoka

INFORMATION

nanamica FUKUOKA

住所:福岡県福岡市中央区大名2-1-14
電話:092-717-8280
時間:11:00〜19:00
Instagram:@nanamica_fukuoka
オフィシャルサイト

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