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【試写会プレゼント】アルモドバルがプロデュースした実話系クライムムービー。アルゼンチンを舞台に美しき殺人者はなにを思う?

“the based on true story…”。実話ベースの映画には、必ずといっていいほど表示されるこの文句。もちろん史実そのままではあるはずがなく、史実をベースにしてどんな作風の映画に仕立て上げるのか、そこにその監督の手腕がかかっています。

2018年アルゼンチンでメガヒットを記録したというこの映画『永遠に僕のもの』の場合は、殺人事件をドキュメンタリー風ではなくポップに描くことを選んだようです。

1971年、ブエノスアイレスで殺人と強盗の罪で逮捕され、その天使のような顔立ちで世界を魅了した少年がいます。アルゼンチンでは知らない者のない彼をモデルに、衝撃の実話を官能的なエンターテイメントに仕上げた同作のプロデューサーは、アカデミー賞®外国語映画賞を受賞した『オール・アバウト・マイ・マザー』で自身もカンヌ国際映画祭監督賞を、『トーク・トゥ・ハー』でアカデミー賞®脚本賞を受賞したペドロ・アルモドバルと、その弟のアグスティン・アルモドバル。そして、本国アルゼンチンで記録的ヒットとなった『人生スイッチ』のハビエル・ブリア。

この映画の8月7日(水)に行われる試写会を、抽選で5組10名様にプレゼントします。応募方法は、件名に「永遠に僕のもの」と入れて、お名前、住所、メールアドレスを明記のうえ、8月4日(日)正午までに[presents@rhino-inc.jp]へメールをお送りください。なお、当選者の発表は、当選通知をもってかえさせていただきます。

〜STORY〜
ブロンドの巻き毛に透き通る瞳、艶やかに濡れた瞳、磁器のように滑らかな白い肌。神様が愛をこめて創ったとしか思えない美しすぎる17歳の少年、カルリートス。彼は欲しい物は何でも手に入れ、目障りな者は誰でも殺す。息をするように、ダンスを踊るように、ナチュラルに優雅に。やがて新しい学校で会った、荒々しい魅力を放つラモンと意気投合したカルリートスは、二人で様々な犯罪に手を染めていく。だが、カルリートスは、どんなに悪事を重ねても満たされない想いに気づき始める―。

映画史に輝かしいフィルモグラフィを残し、世界中に信奉者が溢れる巨匠アルモドバルが、自身の美意識を引き継ぐ者として本作の監督に選んだのが、エッジーな映像センスが高く評価され、世界各国の映画祭で様々な賞を受賞してきたアルゼンチンのルイス・オルテガ監督。

主役のカルリートスを演じるのは、本作が映画デビュー作にして、スクリーンから驚異のオーラを放つロレンソ・フェロ。実在の人物の“マリリン・モンローのような”人を発情させるほどの美貌を体現しています。唯一無二の存在ゆえの孤独と、堕ちることの悦びを強烈かつポップに演じきり、ハバナ映画祭主演男優賞を始め海外の映画祭で数々の賞を獲得したとのこと。ティモシー・シャラメや菅田将暉など才能にあふれた美しき表現者に続いていくか。

美しきキャラクターを、大きなスクリーンで観ること。これも映画の大きな魅力のひとつ。全国公開は、8月16日からなのでぜひ劇場へ。

INFORMATION

『永遠に僕のもの』一般試写会

日時:8月7日(水)18:30開場/19:00開映
場所:港区某所(当選者には詳細お伝えします)
組数:5組10名
※受付時間やイベントの詳細はご当選者へのみお知らせいたします。
※当選者ご本人を含む2名様のご招待となります。
※満員の際は消防法によりご入場をお断りいたします。予めご了承ください。
※開演後のご入場は堅くお断りいたします。
※場内での録音・録音機器の使用を固く禁止致します。

8月16日(金)渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次ロードショー
©2018 CAPITAL INTELECTUAL S.A / UNDERGROUND PRODUCCIONES / EL DESEO
配給:ギャガ
https://gaga.ne.jp/eiennibokunomono

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