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ザ・ノース・フェイスと考える、環境問題と平和のこと。

いまから遡ること30年前。環境問題と平和を訴えるメッセージを胸に、犬ぞりによる初の南極大陸横断をスタートさせたひとたちがいます。

メンバーは世界各国の6名で編成された南極横断隊。およそ3カ月をかけて、南極大陸6,400キロメートルを踏破しました。当時は多数のメディアがその偉業を取り上げ、それと同時に多くの環境問題についても報道されていました。

そして2019年。温暖化は加速し、南極大陸の氷は急速に溶けだしています。

そこで立ち上がった「ゴールドウイン」と「DACホールディングス」。1989年当時、南極横断隊が世界に発信した問題に再びスポットを当てる「THINK SOUTH FOR THE NEXT」なるプロジェクトを立ち上げました。

その一環として11月15日(金)より、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」から環境に配慮した記念モデルがリリースされます。

南極横断隊が着用していたウェアをベースにデザイン。2レイヤーのGORE-TEXを採用している。¥70,000+TAX

まずは防水ジャケット。排出されたくず綿のリサイクルナイロンを表地に使用し、撥水材も環境に負荷のかかるものは一切使用していません。左胸と背中には南極横断隊に参加した各国の国旗、左腕には南極横断隊を意味する 「Trans Antarctica Expedition」のシリコンワッペンが。

脇下の大型ベンチレーションが蒸気を放出するので、衣服内は常に快適。¥32,000+TAX

お次がフリース。使用済みペットボトルを原料としたマイクロフリース素材を使用し、高い保温力と軽量がウリの1着です。防風シェルと組み合わせることで、極地での活用幅をさらに広げることが可能。

30年前の南極横断中、隊員であったウィル・スティーガーによって撮影された写真をプリント。¥6,500+TAX

最後が、化学薬品の使用を最小限に抑え、健全な労働環境下でつくられたオーガニックコットンのTシャツ。度詰めコットンで厚みがありながらも、しなやかな着心地を楽しめるアイテムです。

彼らが犬ぞりで走ったラーセンB棚氷も消滅するなど、南極の環境は深刻な状態に陥っている。

11月10日(日)には、環境と平和を考えるシンポジウムも開催されます。1989年当時、南極を走破した面々が登場してのトークイベントに加え、日本初公開となるドキュメンタリー映画『Trans-Antarctica Expedition』を上映。チケットはこちらで販売中。

シンポジウムの来場者には記念バンダナと、舟津圭三さんの著書をプレゼント(数に限りあり)。

実際に状況を目の当たりにしなければ、地球がいかに危機的状態なのかっていうのはわからないもの。けれど〈ザ・ノース・フェイス〉のウェアを着てシンポジウムへ行けば、地球の窮状と豊かさを再認識できるはず。そろそろ一人ひとりが、本気で考えなきゃならないときです。

INFORMATION

THINK SOUTH FOR THE NEXT

会期:11月10日(日)
時間:14:00〜17:00
場所:東京国際フォーラム ホールB5
住所:東京都千代田区丸の内3-5-1
料金:大人2,000円、高校生以下1,000円 (いずれも税込)
www.think-south.com

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