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連載「憧れの逸品」No.145 並みのデザイナーにはつくれないプラダのバックパック。

前回はブラックナイロンをフィーチャーしたが、「サフィアーノ」レザーも〈プラダ(PRADA)〉のアイコンといっていいマテリアルだ。

繊細なエンボシング加工を施した「サフィアーノ」レザーはキズや汚れに強いだけでなく、パターンや色使いに囚われることなく──つまりそれだけで成立する存在感がある。

これをパイピングなどの要所に配したバックパックは、ナイロンのボディにすでに十分なメリハリを生んでいる。しかしそれで終わらせないのが〈プラダ〉の真骨頂である。

ありそうでなかったかぶせとボディのコントラストカラー、「サフィアーノ」レザーとともに脇を固めるメタルパーツ、そしてボディに対して明らかに大きなアウトポケット。一つひとつが見出しになりそうなスペックを投入しつつ、仕上がってみればなぜかバランスがいいから恐れ入る。






斬新な色のコントラストが目を引くデザイン。大きなアウトポケットもあり、しっかり荷物が入る。
バックパック 各¥245,000+TAX(予価)



ミリタリーライクなカモフラージュが目を引くタイプ。
バックパック ¥265,000+TAX(予価)

Photo_Hiroyuki Takashima
Text_Kei Takegawa

INFORMATION

プラダ クライアントサービス

電話:0120-45-1913
www.prada.com

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