渋谷キャットストリートに88匹のねこ。田中草樹の個展「ねこ88」が開催されます。

一度見たら思わず頬がゆるんでしまう、愛嬌たっぷりなキャラクターデザインで人気のイラストレーター・田中草樹さん。自身初の本格的な個展「ねこ88」を渋谷のキャットストリート近くに位置するアートギャラリー「CLASS」にて12月11日（金）から17日（木）まで開催します。

その名の通り、テーマは“ねこ”。もともと本人のライフワークとしてもお馴染みだった猫のイラストですが、今回は立体的な表現への挑戦ということで、招き猫をモチーフに総勢88匹もの作品を展示します。さらに一匹一匹にちゃんと名前と性格、ご利益まであるというこだわりよう。

そして今回は、田中草樹さんにゆかりのある10名のアーティストもゲスト参加。平沼久幸さんやLee Izumidaさん、AICONさんなど、いま注目のアーティストを中心に今回の展示でしか見られないオリジナル作品が集います。

とどのつまり、見どころが詰まった個展ということです。キャットストリートに88匹のねこが集う中から、お気に入りの一匹を探しにぜひ足を運んでみてください。

最後に田中草樹さんのコメントで締めくくります。

実は初めての本格的な個展。88匹のねこがキャットストリートにずらーっと並びます。
ロンドンにいた頃のぼくの作品“Elephant Parade”を最近改めて褒めてもらったことがきっかけで、自分がいま立体作品を作ったらどうなるんだろうと、自分への挑戦のつもりで制作を始めました。
完成したたくさんのねこたちを並べたり、うちの2匹のねこたち（本物）にそれを倒されたりしながら、楽しく作ることができました。
SNS で誰もが気軽に作品を見られる便利な時代だからこそ、リアルな会場でたくさんのねこに囲まれたゆかいな空間を体験してほしいです。
ぼくの好きなアーティストさんにもゲストとして協力してもらって、88匹の仲間が揃いました。それぞれ、名前と、性格と、ご利益があります。
好きなやつをみつけに来てね。

Text_Kai Naito