それはまるで縁の下の力もちが、陽の目を浴びたよう。病院や学校などの公共施設で、日々日本人の足元をささえてきた便所サンダルですが、〈ベンチ(bench)〉というモダンな土俵にのるやいなや、いまはファッションピースとしても役目を果たしています。
これまで夏に履くものとして製作されてきましたが、今回発売されたのはなんと冬用。〈ベンチ〉はこの難題をどう解決していったのでしょう。
便所サンダルのフォルムはそのままに、つま先にボリュームをもたせたデザインのおかげで、冬のかじかむ足先もあたたかく保つことができるんです。靴下を履けば、すこしの風でも気にすることなく出かけられそうですね。2型の詳細は以下です。
ブランド初のサボ型タイプは、ぽてっとしたフォルムが愛らしい一足。牛革を大胆にあしらっているので、徐々に変化していく革の趣を楽しむことができます。
こちらもブランド初の試みとなる、ぷっくりとしたダウン型タイプ。中綿を詰めているので、寒い日でも暖かさをキープできます。また履き口をのぞくと、オレンジの裏地が配されていることに気づくはず。MA-1のようなミリタリーライクな配色が胸をくすぐりますね。
コンビニやゴミ出しに行くだけでは正直もったいない…ちょっと遠くの郵便局まで、いや電車に乗って隣町まで、いやいや会社にだって履いていけそう。冬の新作もベンサンの可能性を感じさせる仕上がりになりました。
すでにオンラインストアで発売中です。
冬にベンサン。このアンバランス感、あなた好きでしょう?
Winter Sandal Series
BENSAN-D SABOT SHARK SOLE
素材:PVC × 牛革
カラー:BLACK、BLACK × TAN
サイズ:S、M、L、LL、3L
価格:¥14,800+TAX
BENSAN-D PADDING SHARK SOLE
素材:PVC × 中綿
カラー:KHAKI、BLACK
サイズ:S、M、L、LL、3L
価格:¥14,800+TAX