山から街へ、ヨセミテから世界へと活躍のフィールドを広げてきた〈グラミチ(GRAMICCI)〉。
そのハイエンドライン〈グラミチ パフォーマンス〉が誕生したのは、2019年のこと。以来「自然と自由に対峙する」をコンセプトに、機能素材と都会的なエッセンスをミックスした服を追求しています。
今回そんな〈グラミチ パフォーマンス〉は、21年春夏コレクションを公開しました。ルックブックも到着したので、早速ご紹介します。
前述の通り、どれも街に溶け込む都会顔。シルエットはややゆったりめで、“リラックス”の要素が求められるウィズコロナ時代に即した仕上がりとなりました。
もちろんキャンプや、登山、自転車など激しい動きを要するシーンでも問題なく使用できます。
そのスペックを実現するのは、耐水圧20,000mm以上、透湿性15,000g/㎡を誇る「GRQD ®️ Active」をはじめとするさまざまな機能素材。
どんな時でも優れたデザインを身に付けたいこだわり派にとっては、おあつらえ向きです。ちなみに、今シーズンから素材すべてをサステナブル原料に置き換えているそうで、地球にも優しいアイテムとなっています。
いろいろ説明しましたが、ここまでなら他のブランドでも同様のアイテムはあるかと思います。では、〈グラミチ パフォーマンス〉が支持される理由とはなんなのか。
理由のひとつは、ルーツである“クライミング”を活かした物づくり。例えば、パンツには180度自然な開脚を可能にした「ガゼットクロッチ」や片手でウエストを調整できる「ウェビングベルト」など、クライミングのためのディテールが搭載されています。
軍モノやワークウェアと同じように、特定の用途のために開発されたデザインが、ファッションとしての役割も持ち合わせる。この機能美が多くのひとを魅了しているのではないでしょうか。
今作の発売を記念して、2月3日(水)から16日(火)まで「伊勢丹新宿店メンズ館」にてポップアップも開催されます。どこよりも早く春夏の新作を購入できる機会なのでお見逃しなく。