元映画館に、映画のヴィンテージTやパンフレット、映画狂たちが大集合。4月24日は日暮里で映画に首ったけ！

映像のサブスク化が進み、電車賃も体力も使わず、楽に映画が観られるようになってからだいぶ経ちました。とはいえ、途中でリロードしたり、急に郵便配達のピンポンが鳴ったり、自宅で映画を観るときの弊害もいくつか…。

映画館で観ることは、鑑賞中はもちろん、行き帰りの道すがらも映画体験にどっぷり浸かることだったのかも。そんなことにふと思いを馳せていると、「anytee」からポップアップのニュースが到着。

場所は、荒川区日暮里で約100年前に開業し、30年前に閉館した映画館、その名も「元映画館」。3階建ての建物そのままに、なんなら使っていた備品もそのままに、イベントスペースや展示会場として貸し出しを行っています。

今回「anytee」は“Forever Movie”をテーマに、近年ふつふつと人気が出てきた映画のヴィンテージＴシャツをセレクト、販売します。また、今はあまりないト書きや台詞が載った昔の映画パンフレットや、映画を扱った90年代のカルチャー雑誌なども。古本屋「tunelessmelodybookstore」の全面協力のもと展示、販売します。

さらに、同施設内にあるバーカウンターでは、「anytee」オーナーを中心としたクルーたちとお酒を交わせたりも。映画鑑賞後の煮え切らない帰り道で飲むワン缶、をイメージしたかはわかりませんが、ワンコインで飲めるレモンサワー、ハイボール、クラフトジン、ナチュラルワインを用意。ゆるやかなタッチが人気のイラストレーター「もしもししも」さんの特製ステッカー付きコップで、杯も弾みます。

似顔絵 ¥3,000

ここで終わらないのが「anytee」。「もしもししも」さんに好きな映画を伝えれば、それをモチーフに自身の似顔絵をその場で描いてくれるブースも。ものの20分ほどで、映画の世界に飛び込んだ気分になれるイラストが完成します。

このイベントには、映画がもたらしたさまざまな産物が詰まっているはずです。明日4月24日（土）は日暮里へどうぞ。