ヒュッゲな国・デンマークから届いたのは、リュッケな時間を刻むソーラーウォッチ。スカーゲンと健やかな夏を過ごしましょう。

自粛が及ぼした影響は計り知れませんが、こと暮らしにおいては、幸いにも皆が自身を見つめ直すいい機会となりました。

そんな今だからこそ目を向けたいのが、「ヒュッゲ」という心地の良い暮らしや家族や友人との時間を大切にする習慣のある国・デンマーク、そしてそれらをインスピレーション源にものづくりを行う〈スカーゲン（SKAGEN）〉です。

北欧らしい洗練されたデザインと、国民性でもあるオープンマインドで社交的な雰囲気。〈スカーゲン〉の時計には、どこか寄り添ってくれるような温かみがあります。

さて、そんな彼らから2021SSコレクションが届いたので、ご紹介していきましょう。

写真左から、SKW6739（レザーストラップ）、SKW6740（レザーストラップ）、SKW6741（SSメッシュブレス）、SKW6742（SSメッシュブレス） ¥27,500

12個の丸いグラフィックが文字盤の端をぐるりと走り、数字とブランド名がさらりと配されたモデル。モダンでシンプルですが、どこかユーモアも香る一本に仕上がっています。

一見ふつうの時計に見えますが、実はすべてソーラーウォッチ。動力に太陽光を採用しているので、面倒な電池交換も不要ですし、長く使いつづけることができてサステナブルなんです。

もとになったのは、デンマークの夏のライフスタイルです。冬が長いデンマークは、夏という季節がもっとも活動的なシーズン。晴れの日も多く、日照時間も22時頃までと、太陽を浴びる時間が必然的に長くなります。そんな1年のなかでも貴重な期間を楽しもうという精神が、このウォッチには反映されています。

また、デンマークは環境問題に対しても、先進的な取り組みを行う国で、太陽光と風力で国内の電力消費の半分以上をまかない、再生可能エネルギーの開発に力を注いでいます。電池ではなく、自然からエネルギーを得て駆動する時計というのは、まさにその文脈に沿う、理想的なプロダクトと言えるでしょう。

メンズアイテムは、ケース厚が約9ｍｍという薄さが特長。スマートな一本は、街着にもスーツにも合いそう。

レディースアイテムも展開。MOP（マザー・オブ・パール）採用し、可憐な印象。
写真左から、SKW2979（SSメッシュブレス）、SKW2980（ローズゴールドメッシュブレス）、SKW2981（レザーストラップ）¥27,500

「ヒュッゲ」は「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のことですが、同じ響きの「リュッケ」は「幸せ」を意味するそう。まさに〈スカーゲン〉のソーラーウォッチは、海を越えた日本のひとのリュッケな時間をも支えてくれそうです。