デザイナーの山根敏史、麻美夫妻が旅をするなかで、実際に目にし、体験したコトモノをクリエイションに落とし込む〈エフシーイー（F/CE.）〉。
これまでさまざまな国をテーマとしてきましたが、今回目をつけたのは中国。〈アシックス（ASICS）〉と、中国・深圳を拠点とする〈コスツ（COSTS）〉と手を組み、嶺南建築からヒントを得たトレイルシューズを発売します。
GEL-FUJITrabuco 9 ¥18,700
嶺南建築とは、中国南部の広東省と広西チワン族自治区に存在する建築様式。その特徴的なシルエットやカラーリングを着想源に、〈アシックス〉の「GEL-Trabuco 9」にアレンジを加えました。
アッパーを彩るカラーパレットは砂を思わせるコヨーテを基調に、各所にアクセントととなるオレンジやブルーを散りばめらたものとなっています。
左前足部にプリントされた文字を見るとわかるように、素材はゴアテックスを採用。悪天候下でもシューズ内をドライに保ってくれます。ちなみにこれは中国南部に降り注ぐ頻繁な雨に対抗することを意識したものだそう。
そのほか、着地時のダメージを軽減する踵部分の「GELテクノロジー」や、滑りやすい地形でもグリップ力を発揮するアウトソール「ASICSGRIP ラバー」など、トレイルシューズならではの優れた履き心地もしっかりと担保されています。
クイックシューレースを採用し、脱ぎ履きやフィット感の調節も気軽にできる仕様に。
中国の伝統が息づく、トリプルネームによるトレイルシューズ「GEL-FUJITrabuco 9」。6月18日（金）より発売開始です。
