カフェではなく実験室⁉︎ OGAWA COFFEE LABORATORYの新店が下北沢にオープン。

ガツンとくる濃厚な深煎りか、サードウェーブ系の酸味強めな浅煎りか。バランスの取れたブラジルコーヒーか、風味豊かなケニアコーヒーか。

一括りにコーヒーといっても、豆の産地や焙煎度合いでその味わいは千差万別。それと同じように、コーヒーの好みも飲み手によって十人十色です。

では、理想の一杯に出合うにはどうすべきか…

その案内役は、下北沢の商業施設「リロード（reload）」内にオープンした「OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢」が担ってくれるかもしれません。

コンセプトはズバリ、“体験型ビーンズサロン”。コーヒー豆のセレクトから、器具を使った焙煎・抽出までのメゾットを、バリスタが丁寧にナビゲートしてくれる実験室のような空間です。

「OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢」でのコーヒー体験は、バリスタと対話しながらコーヒー豆を購入することからスタート。ラインナップには、試飲できる11種のシングルオリジンをはじめ10種のブレンドが展開されます。

カウンターには、味覚が俯瞰できるメニュー表「フレーバーコンパス」や、珈琲鑑定士やバリスタが味わいや生産者への思いを綴った「ディスクリプションカード」がスタンバイ。これらを参考に、好みの銘柄を探してみても良いかもしれません。

豆を選んでからが本領発揮。同店には40種類ものコーヒーツールが用意されていて、「焼く」「挽く」「注ぐ」「淹れる」「計る」といった5つのステップとともにそのすべてを試すことができます。器具の使い方やコーヒーの淹れ方をレクチャーしてくれるので、自宅でもお店の味が再現できるというわけです。

そうして完成した一杯と合わせて楽しみたいのが、「桜新町店」に引き続きシェフの丸山智博さんが監修したオリジナルのスコーン。「スコーン=紅茶」という概念に囚われることなく開発されたこちらは、コーヒーが引き立つような素朴な味わいが魅力。テイクアウトしてスープやハム、チーズなどと一緒に食べてみるのもオススメです。

Kalita × FreshService × OGAWA COFFEE LABORATORY
NEXT G2 ¥66,000

RIVERS × FreshService × OGAWA COFFEE LABORATORY
WALLMUG BEARL SOLID ¥3,080

また、コーヒーのある暮らしをより豊かにしてくれるアートブック＆プロダクトも発売中。「TOKYO ART BOOK FAIR」のディレクターを務める中島祐介さんが選書した写真集やアートブックをはじめ、九谷焼をメインに展開する〈ノベム（NOVEM）〉の器、〈フレッシュサービス（FreshService）〉が別注したコーヒーグラインダーやウォールマグなど、豊富なジャンルが集結しています。

訪れる人の探究心を満たし、時間を忘れてコーヒーに没頭できる「OGAWA COFFEE LABORATORY 下北沢」。オンラインショップもオープンしたので、併せてチェックしてみてください。