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パティ・スミス、レブロン・ジェームス、リアーナ、ロジャー・フェデラーの “旅” にまつわる物語。リモワのグローバルキャンペーン、第三弾が公開されました。

ブランド設立120周年を機に展開されている、〈リモワ(RIMOWA)〉のグローバルキャンペーン「Never Still」。これは各界のスターを起用し、「Purposeful Travel(目的に向かって続ける旅)」をキーワードにそれぞれのストーリーを紹介するというもの。トラベルと言っても人生を旅路に見立てたところに、このプロジェクトの面白さがあります。

遡ると2018年の第一弾ではロジャー・フェデラー(プロテニス選手)、ヴァージル・アブロー(デザイナー)、アジョア・アボアー(モデル)、松久信幸(シェフ)、ユン・アン(デザイナー)が、2019年の第二弾ではレブロン・ジェームス(プロバスケットボール選手)、キム・ジョーンズ(デザイナー)、ユジャ・ワン(ピアニスト)が登場しました。

今回発表されたのは第三弾。出演者にはリアーナ(シンガー)とパティ・スミス(ミュージシャン、詩人)の他、再びフェデラーとジェームスも選ばれました。昨年から続くコロナ禍の影響でそれぞれの “旅” がどう変わったのか約15秒のショートムービーのなかで語っています。それでは見て行きましょう。

まずはリアーナ。カリフォルニアを拠点にする彼女は自身のクルマで荒野に行き、ひとり自分の時間を過ごす姿が捉えられています。撮影したのは新進気鋭の写真家、グレイ・ソレンティです。

テニス界の帝王、ロジャー・フェデラーは、これまで世界各地の国際大会を転戦する移動生活が当たり前だったそう。しかし、パンデミック後は母国スイスで過ごし、「周囲の美しさを見つめ直すいい機会になった」と語っています。

「NBA」のスタープレイヤーとして知られるのが、レブロン・ジェームス。シーズン中、常にファンに囲まれながら移動する彼はコロナ後の生活をこう説明します。「選手人生のなかで初めて絶え間ない旅が止まりました。妻、子供たち、そして周りの大切な人々と過ごし、人生で最も重要なものが家族であることに気づきました」

そして最後はパンクの女王と称されるパティ・スミス。「物理的に旅することができなかった時期、私は想像力に委ねて、自分が求める場所へ旅をしていました。書いたり、探求したり、自分の優先順位を考え直すことができました」

この映像は名作「Horses」のアルバムカバーでも知られるワン・フィフス・アベニューやジミ・ヘンドリクスが設立した伝説的なレコーディングスタジオ「エレクトリック・レディ・スタジオ」など、彼女の人生のなかで転機になった場所で撮影されています。

記事のトップで掲載したのは、この4人の動画を一本にまとめたダイジェスト版。ナレーションを務めたパティ・スミスはこのプロジェクトにために「Never Still」と題した詩を書き下ろし、イギリスのバンド「The xx」のメンバーのひとりであるジェイミー XXが音楽を担当した豪華な内容です。

第三弾の発表を記念し、移動時間に相応しい音楽のプレイリストを「Spotify」でつくれる特別サイトが10月8日(金)にオープン。そこではジェイミー XXによるプレイリストも公開されるというから楽しみです。

コロナは本来あるべきさまざまな自由をぼくらから奪い取りました。まさに旅することもそのひとつでしょう。そういったなかで4人の姿を見ていると、改めて大切なことに気づかされます。

INFORMATION

リモワ クライアントサービス

電話:072-994-5522
オフィシャルサイト

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