カンペールのユニセックスライン「WALDEN」の背景に、自然と生きる強者の影。脱オーセンティックな4足が今秋リリースされました。

〈カンペール（CAMPER）〉がわれわれを惹きつけて止まない理由はいくつかあります。スペイン・マヨルカ島生まれならではの、クラシカルとモダンが融和した雰囲気。地球への敬意を重んじるものづくり。

そして、なんと言っても、一足一足に哲学が宿されていることです。それをまさに体現したラインが発売されているので、ご紹介しましょう。

2020AWコレクションで誕生したユニセックスライン「WALDEN（ウォールデン）」。

元はと言えば、作家の「Henry David Thoreau（ヘンリー・デイヴィッド・ソロー）」が1854 年に発表した書籍「Walden or life in the Wood（邦題:森の生活）」のタイトルから名づけられたそう。荒野での自給自足の生活を描いたもので、そのミニマリズム、内面の強さ、自然への敬意がそこかしこに感じられる一冊だそうで、〈カンペール〉はそこに痛く感動したそうなんです。

これまでの「WALDEN」は、高級感のあるフルグレインレザーのアッパーと丈夫なラバーアウトソールを使用した、タイムレスで型にはまらないユニセックスなスマートシューズですが、今年の「WALDEN」はひと味違います。

従来の機能に加え、耐久性を強化、サステナブルな素材を使用し、さらにスマートな一足として生まれ変わりました。

より詳しく見ていきましょう。

ツヤ感の美しいレザーはクラシックなシャイニーレザーで、「Leather Working Group」認定のもの。手作業で仕上げられています。また、人体への影響が指摘されている6価クロムを使用せずに表面処理を行うクロムフリーで、ライニングはリサイクルコットンとリサイクルPET素材と、サステナブルの思想はどこまでも抜かりありません。

伸縮性のあるシューレースと「OrthoLite® RecycledTMリムーバブルフットベッド」で、快適な履き心地なのもうれしいものです。ローファー、ダービーシューズ、サイドゴアブーツ、冬用のライニングが付いたレースアップブーツと種類もあるので、自身のスタイルに合わせてお選びください。

自分のペースで人生を歩む。その豊かさを説いた一冊を、〈カンペール〉はシューズという形で表現しました。アイテムはすでに発売中です。