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来春、映画館「K2」が下北沢にオープン。オンライン配信や雑誌製作で、濃密な映画体験をあなたに。ひとまず、クラファンで応援しましょう。

かの有名な芸人も俳優もミュージシャンも、若かりし頃はこの街の舞台に立っていた、という話はよく聞きます。

再開発により、日々生き物のように形を変えている下北沢。芸事を志すひとが集まる街であり、彼らが繋がりを求めて集まる飲み屋の街であり、近年は古着屋やセレクトショップが立ち並ぶ街でもあります。

そんな日本のカルチャーがさまざま交差する街に、新しく映画館ができます。その名も「K2」。世田谷区北沢2丁目に建てられるということ、カラコルム山脈にある世界最高峰の山 “K2” が由来です。

「K2」の仕掛け人のふたり。左は北原豪さん、右は大高健志さん。

都内には、ミニシアターからシネコンまで映画館が多数ありますが、「K2」はそのどれとも被らない個性を持ちます。

まずは、日本で初めてクラウドファンディング・プラットフォームが運営に携わるということ。開館・運営をしていくうえでは、当たり前ですが費用が発生します。ハブとして機能するための体制の確保や、上映という形以外での作品の発信など、これらを賄うための資金を集めようというわけなんです。

目標金額を3,000,000円と設定し、500円〜250,000円のリターンを用意しています。具体的な内容は下記の通り。気になった方はいますぐ特設ページからチェックを。

・ちょっと気になるので応援(500円)
・映画鑑賞券で応援(3,500円)
・K2オリジナルZine+Tシャツで応援(10,000円)
・「ハイロック×K2」スペシャルコラボTシャツ1枚で応援(15,000円)
・K2応援アイテム全部入りで応援(30,000円)
・K2立ち上げサポーターになって応援(50,000円)
・半日館長になって応援(100,000円)
・K2スペシャル立ち上げサポーターになって応援(250,000円)
・1日館長になって応援(250,000円)

Tシャツデザインはハイロックさん。

また、雑誌『K2』も月1のペースで製作していきます。作品を上映するだけではなく、作品の背景にあるストーリーやまだ見ぬおもしろさを深掘りすることで、より学びのある映画体験になります。

さらにオンラインスクリーンでの特別上映プログラムもご用意。内容は、上映作品に関連する作品を配信するというものです。たとえば同じ監督の若い頃の作品や、オマージュ元となった作品など、映画を数珠つなぎで観ることで発見や気づきの濃度は高まるはずです。

そして、記念すべきこけら落としの作品はというと、第71回ベルリン国際映画祭にて銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞した濱口竜介監督の『偶然と想像』。日本の映画界にあらたな渦を巻き起こしつつある濱口さんの作品を選ぶところに、「K2」の気概を感じますね。

開館は2022年1月予定。カルチャーのるつぼと化している下北沢に、どのような影響を与えてくれるのでしょうか。その歴史の一端を担いたい方は、ぜひクラウドファンディングにご協力ください。

INFORMATION

シモキタ-エキマエ-シネマ「K2」

開館日:2022年1月予定
場所:東京都世田谷区北沢2-21 tefu lounge 2F (シモキタエキウエ直結)
内容:1スクリーン、70席
クラウドファンディングサイト

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