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サイがディストリクトへ送るトレンチコート。クラシックかつ現代的な1着がクリスマスイヴに登場です。

ハンフリー・ボガード、ジャン・ギャバン、アラン・ドロン。

この3名の名俳優には、トレンチコートが半端なく似合うという共通点があります。ただ、そのイメージに引っ張られすぎて、いつの間にか男のトレンチコートは敷居が高いものとなった気もするんです。

彼らが着ていた昔のものを真似するのもいいですが、ちょうどいいバランスにおさまらないという悩みの人も多いはず。〈ディストリクト(District)〉が〈サイ(Scye)〉に別注したそれは、いまの時代感を反映した揃えるべきメンズクロージングとして選ぶ価値がある1着と言えそうです。

Scye for District トレンチコート ¥123,300

今回のトレンチコートは本格的なディテールは要所に残しながらも、現代の服と生活に寄り添い、デイリーユースできるよう軽量にアレンジが施されました。古典をそのまま再現するような、スペック盛り盛りなのがいいというわけではないですからね。

と言っても、軽すぎるとペラッとした感じになってしまうこともありますが、そこは宮原さんの腕の見せ所。パターンも相まってそうは見えません。でも、いい感じにヨレッと着れそうなバランスです。

襟はジャケットのラペルのような軽い芯にすることで、羽織った時に軽快かつ美しく見えるように仕立て、72番手双糸の三本撚りで高密度に織り上げたエジプトの超長綿・フィンクスコットンを100%使用した表地は、軽量で水も弾きやすく、違和感のなく軽量に仕上がる理にかなったアレンジが施されました。

カジュアルに着たいのにダブル特有の重厚感が…となった時は、エポーレットやベルトを外してバルカラーのようにも着れたり、ベルトを垂らしている時でも紛失しないようにストラップが付いていたり、裏地は服に馴染むように同色の無地を採用していたりと、使い手の気持ちがかなり考えられています。袖がベルトでなくボタンだったり、腰ベルトにDカンがないのも軽やかです。

それもそのはず、〈ディストリクト〉のディレクター栗野さんが“New Classic”として今シーズン最も提案したかったアイテムがトレンチコートだったそうなのです。その熱の入れようは森山さんのブログ2本立てでぜひチェックを。

発売日は12月24日(金)。クリスマスイヴで浮き足だった気持ちのまま買ったとしも、数年後にクローゼットに残っている服って、こういう1着なのではと思うのです。

INFORMATION

SCYE for District

発売日:12月24日(金)
展開店舗:ディストリクト ユナイテッドアローズ、オンラインストア

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