普段はファッションビルである「渋谷パルコ」で、12月18日、19日の2日間、屋上に10張以上ものテントが林立しました。
このアウトドアなイベントを仕掛けたのは、世田谷区の砧に居を構える「ノルディスク キャンプ サプライ ストア トウキョウ（NORDISK CAMP SUPPLY STORE TOKYO）」。
2021年に、ここ「渋谷パルコ」にもインショップをオープンし、いまもっとも勢いのあるアウトドア系セレクトショップです。
そんな彼らが砧の店舗で毎年開催している縁日イベント“ザ・パーティ（The Party）”をアップグレード。“THE PARTY vol.4 supported by Rethink PROJECT”として、「渋谷パルコ」の屋上で大々的に開催されました。
さっそく屋上に足を踏み入れると、ズラーリと並ぶ〈ノルディスク（NORDISk）〉のテントが圧巻です。
新作から定番品まで数多く揃い、大小もさまざま。自由に見たりなかに入ったりできるので、子どもたちは大はしゃぎ。アウトドア派なパパも眼差しが真剣です。
〈ノルディスク〉だと日本では「アスガルド」などコットン生地のテントが人気ですが、実は本国では軽量で丈夫な山岳向けテントの方が主流。北欧のハードな山のなかでもびくともしないんです。…なんて豆知識を仕入れつつ、屋内スペース“コミューン”のなかへ。
こちらはアウトドアブランドに限らず「ノルディスク キャンプ サプライ ストア」およびオーナーの山根敏史さんとゆかりの深い方々や、砧のご近所さんなどなど、縁あるショップが出店し、アットホームな雰囲気です。
〈マウンテンリサーチ〉のブースでは、入手困難なLEDライトカスタムアイテム「ホワイトニングキット」を展示中。
「カウ ブックス」にはクリスマスにまつわる絵本が。お気に入りを探す子どもたちの顔は真剣そのもの。
〈フレッシュサービス〉や〈ヴォイリーストア〉、〈ノルディスク〉のアパレルラインである「ヒュッゲストア」など、ホリデーギフトにぴったりなセンスあふれるショップが並んだ。プレゼントを選んでいるお客さんも多々。
こだわりのドリンクや食事もあれこれ。鍋をのぞき込むと、スパイスたっぷりのチャイをぐつぐつ煮込み中。
買いものやコーヒーに軽食、絵本屋さんまで、食事を取りつつあれこれ見て回れるのがお祭り的な雰囲気を醸成します。賑わいつつも洗練された出店ばかりなのは、さすが「ノルディスク キャンプ サプライ ストア」といったところ。
DJブースでは1日中音楽がかかり、場を暖めます。ここは夜にかけてどんどんヒートアップしていきました。
スーパーボールすくいや的当てなど、縁日らしいエンターテイメントも忘れずに。子どもたちがいちばん夢中になっていたのはこのスペースかもしれません。
都市型の新しいお祭りとなった今回は、アウトドアをテーマとすることで不思議と自然へも通じるイベントになっていました。
参加した方は余韻を楽しむため、参加できなかった方はその情緒を味わうため、「渋谷パルコ」の5階、「ノルディスク キャンプ サプライ ストア シブヤ」に足を運んでみてください。
