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ブーツ専門店Brass Shoe Co.がプロモーションムービーを制作。彼らの揺るがぬ哲学を、その目で確かめてください。

世田谷・代田に店舗を構えるブーツ専門店「Brass Shoe Co.」が、これまでの活動や同店のフィロソフィーを表現したオリジナルの映像作品を制作しました。ブーツ専門店のプロモーションムービーとしては規格外の長編作品です。まずは物語のあらすじからどうぞ。

舞台は現代のアメリカ・ポートランド。DIYの精神が息づく、この街で生まれた主人公は、尊敬する祖父が亡くなり、失意のなか祖父のガレージで遺品整理を行う。幼い頃には関心のなかったそのガラクタの山から、主人公はある一足の靴を見つける。それは祖父がかつて偏愛していたボロボロのレザーブーツだった。その一足を手に取った瞬間、幼少期に祖父と過ごした時間が鮮明な記憶として呼び起こされていく。
そして温かい回想のシーンから現実へと戻り、いざそのブーツを履いてみるも、どうにもサイズが合わない…。 ベロ裏のタグを見ると、「Brass Shoe Co.」という文字が確認できる。すぐさま Instagramのアカウントを見つけ、修理の依頼が可能かDMで問い合わせをしてみることに。アメリカから遠く離れた日本にあるそのお店へと修理のために送ったブーツは、小さな島国に住む確かな技術を持った職人の手によって、新品同様にリペア加工が施される。
そして時を経て、主人公の元に戻ってきたそのブーツは、あの頃の匂いのまま、時空を越えてお爺さんに愛されていたときの姿で、主人公にぴったりなサイズとして見事に蘇った。「大好きだったお爺さんが大切にしていたブーツを、これからは僕が大切にする」。そう胸に誓い、思い出の道を懐かしむようにゆっくりと歩き出していく。

オーナー松浦氏による渾身のシナリオの下、かねてより所縁のあるスタイリストの二村毅さんをクリエイティブディレクターとして迎え、精鋭のスタッフが集結した今回の作品。 「Brass Shoe Co.」は国内のみならず、近年は海外からの需要も増していることから、海外への顧客をターゲットに制作された内容となっています。

もうひとつのインタビュー動画では、オリジナルブランドの「CLINCH」が 一枚の革からシューズへと変貌していく様が制作工程とともに紹介されるとともに、松浦氏のリペアブーツへかける想いが語られています。

大量生産や機械化が主体となったいまもなお、伝統技術を守りながら、手作業であることの意味を唱え続けている「Brass Shoe Co.」。その世界観が投影された美しい映像作品をぜひチェックしてみてください。

INFORMATION

Brass Shoe Co.

住所:東京都世田谷区代田 5-8-12
電話:03-6413-1290
オフィシャルサイト

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