〈ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)〉に多くのものをもたらし、この世を去ったヴァージル・アブロー。数あるコレクションアイテムのなかでも、彼が心血を注いだものといえばスニーカーではないでしょうか。
思い返すと、彼のデビューシーズンに発表された「LV トレイナー・ライン スニーカー」はヴィンテージのバッシュをイメージソースにしたフォルムが美しく、スニーカーヘッズの心を掴むきっかけに。昨年の夏、「ルイ・ヴィトン 渋谷メンズ店」で行われたスニーカー中心のポップアップストアはリミテッドモデルが即完だったといいます。
そんな状況のなかで、新年早々、満を持して登場した新作が「タティック・ライン スニーカー」。90年代のランニングシューズをモチーフにしたという、風を切るようなアッパーのデザインに特徴があります。メッシュとカーフスエードをヒートシールで繋ぎ合わせ、さり気なくサイドにモノグラム・フラワーのリフレクターがあしらわれました。
もちろん見た目だけではなく、履き心地も追求。ウェーブ型のソールは、手間のかかるフォームインジェクション製法でつくられ、クッション性と弾力性の高さがポイントに。
カラーは鮮やかなグリーンをはじめ、ベーシックなホワイトやブラックなどが揃いました。
「タティック・ライン スニーカー」はすでに〈ルイ・ヴィトン〉の表参道店、松屋銀座店、メゾン 大阪御堂筋で先行販売をスタート。今後は1月20日(木)から随時、展開店舗が増えるといいます。
ヴァージルが手がけたことを考えると、この新作はかなり貴重。店頭で確かめる価値はありそうです。
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