2022年のお正月に行われた駅伝レースにおいても圧倒的な着用率の高さで、確固たる存在感と信頼性を見せつけた〈ナイキ(NIKE)〉。いわゆる厚底がフルマラソンのような長距離を速く走ることを目的にしたものに対し、新たにリリースされる「ナイキ ズームエックスストリークフライ」では、5kmや10kmといった短距離にフォーカスしたモデルになります。
地面との設置感を高めるために薄めに設定されたソール全面には、〈ナイキ〉のなかでも最軽量で反発性に富んだズームエックス フォームを採用。中足部に内蔵されたプレートによる適度な硬さが、推進力に優れた走りを実現してくれます。
また、アッパーには軽量なエンジニアードメッシュをを合わせ、高い通気性と軽量性を備えながら、前足部をしっかりと包み込み、フィット感は快適そのもの。さらにかかと部分に立体的なポッドが加え、足もとをしっかりサポート。安定感のある走行性を味わうことができます。
ナイキ ランニングフットウェア プロダクト マネージャーのエリオット・ヒースは次のように語ります。
「ロードでのレーシングシューズとしてだけでなく、ロードおよびトラックのトレーニングにも使ってほしいと思います。スパイクを履くほどではない、あるいは、練習中はスパイクを履くことが禁じられている環境などでは、ナイキズームエックス ストリークフライが完璧なソリューションになるでしょう」
これまでとは趣向の異なるニューモデルが、厚底旋風が吹き荒れるランニングマーケットにどんなインパクトを与えるのか? その動向も含め注目してみてはいかがでしょう。