スポーツウオッチからドレスウオッチに至るまで多種多様な腕時計を揃える〈セイコー（SEIKO）〉。なかでも機械式時計の代表といえば1960年に誕生した〈グランドセイコー〉ですが、かつて同じように愛されたモデルがあったことをご存知でしょうか。その名は〈キングセイコー〉。61年に生まれ、洗練されたフェイスデザインと性能の高さで市場を牽引したと言われています。
1965年に発売された、〈キングセイコー〉の2代目「KSK」
今回、この知るひとぞ知る〈キングセイコー〉が復活。ベースになったのは65年リリースの2代目モデル「KSK」で、初代モデルにはなかった防水性能を備えつつ、無駄のないダイヤルレイアウトでつくられた〈キングセイコー〉を象徴する一本です。
SDKS001 ¥198,000
新作はケース径37ミリの昔のコンパクトなサイズをそのままにディテールを調整。鏡面仕上げとヘアライン仕上げによるシャープなケースに、内面無反射コーティングのサファイアガラスを合わせることで元の雰囲気を残しつつ、より美しい見た目へと昇華。視認性に優れた長い針、多面カットによる立体的なインデックスは当時のデザインを生かしたといいます。ケースバックとりゅうずにあしらわれた、盾をモチーフにしたブランドマークも特徴的です。
ダイヤルカラーは5種類あり、「KSK」のオリジナルカラーである写真のシルバーをはじめ、新たにメタリックグレー、チャコールグレー、ブラウン、レッドをラインナップ。60年代のモデルをオマージュしたという多列ブレスレットも見どころのひとつです。別売りでカーフ製ストラップ4つとスエード調ストラップ1つも用意されています。
〈キングセイコー〉用のカーフ製ストラップ ¥17,600
搭載するキャリバーは「6R31」。コンパクトな自動巻き機構でありながら、約70時間のロングパワーリザーブを誇る優れものです。
かつての雰囲気そのままに、現代生活に合わせてブラッシュアップされた〈キングセイコー〉の腕時計。2月18日（金）から「セイコーブティック」で先行発売され、7月8日（金）から「セイコーウオッチサロン」にも並びます。
