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国内外の気鋭アーティストが示す “ロールプレイ” とは。プラダ 青山店でひとの本質を突く展覧会が行われます。

アートとの結びつきが深いことでも知られる〈プラダ(PRADA)〉。創業者のミウッチャ・プラダは無類のアート好きでもあり、1993年に現代アートを紹介する「プラダ財団」を設立。エキシビジョンの開催やアートブックの刊行など、自ら率先して芸術にまつわるさまざまな活動を行っています。

ここで取り上げるのは、「プラダ財団」の支援を得て開催される展覧会「ROLE PLAY」。まず “ロールプレイ” の言葉の意味を説明すると、これは理想とするキャラクターやシーンをつくり上げ、本質に迫る表現方法。テレビゲームのRPGといえば、この言葉のニュアンスを掴める方もいると思います。

今回の企画は気鋭アーティストの写真、映像、音声の作品をクリエイティブ・エージェンシー「Random Studio」手掛ける光のインスタレーションのなかで展示。空想のキャラクターや擬似的世界を描いた作品が並びます。

選ばれたアーティストは5組6名。ジュノ・カリプソ、ベアトリーチェ・マルキ、澤田知子、ボゴシ・セククニ、ハルカ・サカグチとグリセルダ・サン・マルティンのユニットです。


ロンドン出身の写真家、ジュノ・カリプソの作品

イタリア出身のアーティスト、ベアトリーチェ・マルキの作品


ハルカ・サカグチとグリセルダ・サン・マルティンの写真家ユニットの作品


神戸出身の写真家、澤田知子の作品


南アフリカ出身のアーティスト、ボゴシ・セクフニの作品

キュレーターを務めるのは写真文化に精通する「Aperture Foundation」のメリッサ・ハリス。彼女はこの展覧会を開催するにあたり、以下のように語っています。

「分身や表向きの人格、化身は自分の望みであるかもしれない。おそらくそれは、自分の個人的、文化的な背景や他者意識に関連しているとも言え、アクティビズムのひとつ、あるいは、既成概念にとらわれずに、 相手の立場に立って考えるという共感を得るための手段であるかもしれないのです」

会場は東京の「プラダ 青山店」の5階。3月11日(金)から約3ヵ月行われます。

改めて考えると、生活に根付いたSNS、さらにはいま盛り上がりを見せる「メタバース」のアバターも “ロールプレイ” のひとつといえそうです。多少脚色してでも自分をよく見せたいと思うのがひとのさが。ぼくらの底流にあるものが明かされます。

INFORMATION

ROLE PLAY

会期:3月11日(金)~6月20日(月)
場所:プラダ 青山店 5階
住所:東京都港区南青山5-2-6
時間:11:00~20:00
入場:無料
オフィシャルサイト

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