ファッション・音楽・広告など、多分野で活動するトヤマタクロウさん。それこそ、フイナムでも幾度となく撮影をお願いしている写真家です。
昨年に作品集「DEVENIR」を発売後、浅草のインテリアギャラリー「エス クォート(es quart)」での展示を経て、今回は2020年に撮影されたシリーズ“2020”のなかから、300点以上のプリントを展示する個展「DEVENIR 2022/2/15-27」が「ユトレヒト(Utrecht)」で始まりました。
展示会場では、作品はもちろんのこと「DEVENIR」と関連書籍の他に、150セット限定でポストカード8枚とダウンロードコード付きのカセットテープ音源『MUSIC FOR DEVENIR』が3,300円も発売に。このカットテープには、「エス クォート」でミツメの大竹雅生さんとともに発表した映像のための音楽が収録されています。なかなか珍しい試みでしょう。
そして、今回の「DEVENIR 2022/2/15-27」では、作品が購入されることによって様相が変わっていくような展示形態を採用。これらの対象商品の購入特典として、限定ポスターも先着プレゼントされるということです。
作品集で見るのもいいですが、やはり生に勝るものはありません。昨年の展示を見逃した方も、今回はお見逃しなく。