ファッションのアクセントとして、当たり前になっているアイウェア。とりわけいまはマスク時代の到来もあり、スタイリングのバランスを取るために手放せなくなったという方もいるようです。
ですが思い出してみると、眼鏡といえば昔は野暮ったい矯正器具でした。できればかけないで過ごしたいもの、という認識が覆されたのは間違いなく〈アイヴァン(EYEVAN)〉と〈ポーカーフェイス(POKER FACE)〉の力が大きいでしょう。
“着る眼鏡”をコンセプトに誕生した日本のアイウェアブランドと、ファッションツールとしてのアイウェアを見出したオプティカルセレクトショップは長いあいだ、蜜月の仲です。
そんな彼らが特別仕様のアイウェアを販売します。
ベースとなるのは〈アイヴァン〉が21SSのコレクションとして発売した「サドラー(Sadler)」。フレンチヴィンテージをデザインソースにして、エッジのきいた肉厚なフロントに、かなり太めのワイドテンプルを組み合わせたモデルです。
丁番には工場に眠っていた昔の三角形の台座を、カシメピンには90年代に使われた抜け防止の補強パーツをそれぞれ再現して採用し、全体をクラシカルに仕上げています。
これが1年たった今もかなりの人気を誇っており、好評につき〈ポーカーフェイス〉の別注モデルが次に発売されるというわけです。
別注では鼻パッドを可動式のクリングスパッドに変更し、フィット感がアップ。ちなみに小さく〈アイヴァン〉のオリジナルロゴが入っていたりします。
人気のPBK(ピアノブラック)、DST(デザート)に加え、古道具的な雰囲気のDOK(ダークオーク)、フレンチデザインにアメリカンなカラーがミックスされたPBKECR(ピアノブラックエクリュ)が仲間入りです。
男女とも使いやすく、かけ心地もよい、佇まいを感じる一本。アイウェアを新調して、新しい季節の訪れとともに自分をすこしアップデートしてみては?