2019-20年秋冬シーズンにローンチされた〈ジル サンダー+(JIL SANDER+)〉は自然との共存をテーマにしたコレクションで、スキーやスノーボード、ハイキングに親しんだクリエイティブ ディレクター、ルーシー&ルーク・メイヤーの幼少の記憶を現代に蘇らせる試みだ。
機能を生かし切ったデザインワークはいまやメインラインに勝るとも劣らない存在感を発揮しているが、そんな〈ジル サンダー+〉の知るひとぞ知る定番人気のコレクションがパックTシャツである。
太からず細からずの絶妙なパターンを描くショートスリーブは、ラウンドネックの首の詰まり具合も案にたがわず絶妙だ。素材はオーガニックコットン。頬ずりしたくなるほど滑らかで、しっとりとしている。腰回りにあしらったロゴラベルも◎。ここで紹介するネイビーは今シーズンの新色だ。限りなく黒に近い色合いゆえ、野山の手触りを残しつつも、仕上がってみればこよなくエレガントだ。
それ1枚でもさまになるこのTシャツは3枚セットで、やっぱりロゴラベルが縫い付けられたネル袋に入っている。