“Just good is good（イイものはイイ）”をコンセプトに、デザイナー・郷裕一さんのパーソナリティが宿る上質なウェアを提案する〈ナイスネス（NICENESS）〉。
“2018年デビューの気鋭ブランド”から“玄人好みのブランド”として次のステップに進む彼らから、2022年春夏シーズンと2022年秋冬シーズンを繋ぐビジュアルストーリー「Journey to Margate」が公開。郷さんのインスピレーション源である“旅”をテーマにしたノスタルジックな仕上がりです。
さまざまな国や地域の民族的趣向を取り入れた2022年春夏コレクションと、1960年代のサイケデリックなスタイルからヒントを得た2022年秋冬コレクションのアイテムを織り交ぜて構成した本作。写真はロンドンを拠点に活躍するPICZOさんが担当し、彼ならではのエモーショナルな描写で、60年代後半にロンドンを生きたユースの姿が表現されています。
ストーリーの解釈は、〈ナイスネス〉のリリースから拝借しましょう。
1966年にロンドン・チェルシー区にオープンし、その後のファッションデザイナーに多大なる影響を与えた「Granny Takes A Trip」が店を構えたキングズロードからストーリーは始まる。ロンドンとイングランド南部を結ぶ列車が忙しなく発着するヴィクトリア駅から向かった先は古くからシーサイドリゾートとしてイギリス人から愛される街、マーゲートだ。砂浜と青い海が広がるマーゲートの一角にあるオールド・タウンはヴィンテージショップやアンティークショップが軒を連ね、スウィンギングシックスティーズのムードが漂う。
コレクションを重ねるにつれ、着々とブランドとしての深みを増していく〈ナイスネス〉。今月より立ち上がる新シーズンのルックはこちらからチェックしてみてください。
