東京を代表するファッションエリアのひとつ、南青山。特に表参道から「根津美術館」に続く通りには、有名ブランドのショップが立ち並ぶことでも知られています。
そんな場所に今回、〈アミリ(AMIRI)〉の旗艦店がオープンしました。
念のため説明すると、このブランドはクリエイティブディレクターを務めるマイク・アミリが2014年に設立。ラグジュアリーストリートが勢いを増すアメリカ西海岸のファッションシーンで頭角を現し、今年6月にはじめてパリでランウェーショーを行いました。
先にオープンした上海の旗艦店と共に、グローバル展開の先駆けとなるこのストアは、1階が全面ガラス張りで、2階が黒漆喰というコントラストの効いたファサードに特徴があります。
店内に入ると、まず天井から真っ直ぐ吊り下げられた2本のハンガーラックが目に飛び込んできます。その両サイドに配置された、大理石とオーク材を組み合わせた什器も印象的で、ストアの落ち着いた雰囲気を演出するのに一役買っています。
2階には市松模様のラグを敷き、ソファやテーブルを置くことで、訪れたひとたちがリラックスできるように工夫されています。空間の中央に飾られた、アミリの友人であるアメリカ人アーティスト、ウェス・ラングの作品も見逃せません。
ストアのオープンを記念し、ブランドのシグネチャーであるボーンスタックのモチーフを日本のカラーにアレンジしたカプセルコレクションが登場。以下はそのラインナップの一部です。
いまファッションの世界で存在感を増す〈アミリ〉。押さえておいて損はないかもしれません。