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リモワのアルミニウム × アーティストの、珠玉アートピースが見られる3日間。

〈リモワ(RIMOWA)〉といえばスーツケース。スーツケースといえば旅行…。

周知の通り、ここ数年は自由に旅行へ行くことができず、〈リモワ〉のスーツケースたちも行き場を失っていました。出番のなくなったそんなスーツケースたちに新たな価値を吹き込むため、〈リモワ〉が考えたのは巡回展「AS SEEN BY」。

この企画ために、世界各国のアーティストたちが〈リモワ〉の代名詞であるアルミニウムのスーツケースを用いてアートピースをつくりました。

巡回展はパリを皮切りに、マイアミ、韓国、香港、ミラノ、北京で行われ、8月26日(金)〜29日(月)は東京で開催されています。その様子を、少しだけチラ見せ。


まずは、見た瞬間に思わず「だ、大丈夫?」と、ちょっと心配になったコチラの作品から。作者は建築家である関祐介さん。タイトルは「New Floor」。コンクリートの階段に、〈リモワ〉が潰されているように見えるこの作品、総重量はなんと約150キロ。

関さんが狙ったのかはさておき、結果として〈リモワ〉のスーツケースがいかに堅牢であるかを証明する作品になっています。

お次が長谷川寛示さんの作品です。長谷川さんは作家でありながら、僧侶としても活動されています。今作は〈リモワ〉の小さなバッグを花器に見立て、そこに仏具のひとつである常花(本尊、位牌に供える造花。花供養具の一種)を活けるというフュージョン作。

〈リモワ〉のスーツケースといえばステッカーです。ベタベタに貼って、使っていくなかでステッカーが擦れていき、味になり、自分だけのスーツケースが完成していく…そんな経年変化を楽しめるのも〈リモワ〉のスーツケースの魅力のひとつ。

そしてこの作品。タイトルは「Stickers?」。遠目から見ればステッカーですが、実は刺繍なのです。作者はお馴染みの〈ダブレット(Doublet)〉チーム。なので、各所に「ウィズム(WISM)」のロゴであろう刺繍が施されています。

近くでよーく見ると、小さな穴が無数に空いています。もちろん、針と糸だけではアルミニウムに刺繍はできないから、場所や間隔などすべてを緻密に計算し、何千個の穴を開けるという工程を経て、刺繍されています。

日本から参加したアーティストは上記の3組。どれも、パッと見のインパクトもあるけど、その裏に確かなクラフトマンシップが感じられる作品たちです。素晴らしい。


Michal Sycz “Audio Traveller”


Fabian Bergmark Näsman “Untitled”

Orange Terry “Optimum Dimension”

その他にも、スーツケースにオーディオプレーヤーを合体させた作品や、スーツケースにスーツケースと同素材を用いてつくられたツノを生やした作品、香港のネオン作家がつくったネオンに彩られたスーツケースなど、どこまでも自由な発想と、〈リモワ〉のスーツケースの競演を見ることができます。

本展に足を運べば、アートピースはもとより、改めて〈リモワ〉のアルミニウムのスーツケースが、いかに優れた機能とデザインであるかを再認識できるはず。会場をあとにしたら、徒歩数分のところにある「リモワストア」で買い物したくなっちゃうので、その準備も忘れずに。

Photo_Hiroyuki Takenouchi
Text_Keisuke Kimura

INFORMATION

AS SEEN BY

会期:8月26日(金)~29日(月)
時間:11:00~20:00
会場:バツアートギャラリー
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-5
入場:無料

リモワ クライアントサービス

電話:072-994-5522
オフィシャルサイト

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