服欲の秋にふさわしい、至高のアイテムがカンタータからリリースされます。

いい服というのは、こんなにもシンプルなんだという真理を改めて感じさせてくれる〈カンタータ（cantáte）〉。

つまり、素晴らしい素材を、日本が誇る素晴らしい職人の手仕事で紡ぎ合わせる、そういうことだと思うのですが、シンプル＝簡単ということではありません、当然ながら。

ようやく秋めいてきた今日この頃、今週末から発売になる〈カンタータ〉のアイテムをご紹介していきます。

————————————————

まずは秋口に着たくなる、バッファローチェックシャツです。

各¥82,500
Size:44/46/48

どこまでいっても無骨なイメージのあるアイテムですが、〈カンタータ〉の手にかかると、最上であり、至高のものになります。

150年以上前からつくられているバッファローチェックシャツが、赤×黒、青×黒、緑×黒などの色合いなのは、ハンティングの際にハンター同士を誤射しないよう目立つ配色にしたためだと言われています。

また、オリジナルというかヴィンテージはウール100%なのですが、正直普段使いで着るにはオーバースペックなのです。

というわけで、今回はウールとコットンのハイブリッドとなっています。

チクチク感、重さ、ハリの強さなどのウールのネガティブな面を軽減し、着込むことで擦れたり日焼けで褪色するようにコットンをたくさん混ぜているとのこと。

シャツの上に着用するブルゾンのようなシャツという位置付けです。

直営店の「クリシェ（cliché）」、大阪梅田の「シルバーアンドゴールド（Silver and Gold）」、愛知県名古屋の「キンク チカラマチ ラボ(kink chikaramachi lab.）」の3店舗限定での販売になります。

――――――――

お次は、「1LDK」の別注として製作されたニットベストです。

インラインで展開のあるカラー「PANDA」と「GIRAFFE」に合わせて、「ELEPHANT」「BEAR」 の2色を別注カラーとして、ラインナップ。

それぞれ色味の異なる2色の糸を掛け合わせたカラーで「ELEPHANT」はアイスグレー×ブラウン系グレー、「BEAR」はダークブラウン×ライトブラウンです。

動物の名前をカラー名にするの、嫌いじゃないです。そういえばMacのOSXも、初期は動物の名前でしたよね。

各¥90,200
SIZE:44/46

形はインラインに展開のあるクルーネックニットをベースに、オリジナルのシルエットを作成。

ネックを少し高く、袖ぐりを広く、シャツの襟が首周りにスッポリと収まり、インナーに着込みやすいサイズとなっています。

気になる糸はモンゴル産のホワイトカシミヤ、Super 140’s のウールを使用した、柔らかくコシのある肌触りです。

モンゴル産のホワイトカシミヤ100%の糸と、Super 140’sのウール70%/カシミヤ30%の糸を撚糸させて、最終混率カシミヤ65%、ウール35%に仕上げています。

カシミヤのトロッとした質感と、ウールの持つ弾力感が抜群の相性を見せます。

以下、ブランドからのメッセージです。

ウール系の原料には独自の復元力があるので、手順を守って是非洗濯してみてください。ブワッと毛が吹き出し、ふわふわと更に柔らかな風合いを増していきます。
異なる2色の糸を掛け合わせることで、水を通したあとに糸が混ざり合い生まれる色の変化は、この別注カラーでのみ味わえる楽しみです。
数回洗濯してもらうことで、糸が2色であって生地にウールを混ぜている理由がわかると思います。

というわけで、服欲の秋にふさわしい、素晴らしいアイテムのご紹介でした。

〈カンタータ〉のアイテムは、できれば手にとって、その質感、雰囲気を直に感じ取った上で、悩んでほしいな、と思います。

どのアイテムも、10月1日（土）から発売になります。