お客さんを、そして街を楽しませることに余念がない「渋谷パルコ」。これまでフイナムでもたびたびその動向をお伝えしてきました。そんな彼らも、3周年のアニバーサリーを迎えます。
記念すべきときにパルコが仕掛けるのはとっておきの催し物。今回はより一層気合が入っています。テーマは「音」。以下にてその概要をご紹介しましょう。
イベントは約2週間にわたり、ほぼ連日連夜開催されます。
初日18日（金）は、館内各フロアでDJイベントが楽しめるほか、一夜限りのオープニングパーティーを開催。フリーでドリンクが振る舞われるので、仕事終わりなどにぜひお立ち寄りください。
また「夜、渋谷の夜」と題して、全3章・合計6時間におよぶ番組を9F「DOMMUNE」10F「ComMunE」の2拠点から配信します。（上記画像参照）
ちなみに内容は、日本のクラブの原点、桑原茂一氏プロデュースによる「ピテカントロプス・エレクトス」を軸としたプログラムのライヴストリーミングや、「TYO GQOM（KΣITO、mitokon、DJ MORO、K8、Hiro “BINGO” Watanabe）」と、スペシャルゲストの「EYヨ（BOREDOMS）」のDJによる夢幻かつ最前衛なDJジャーニー。あの頃の音楽シーンを懐かしむもよし、ご鞭撻をたまわる気持ちで来るもよし。なかなか一堂に会すことのないひとたちの共演を、その目で確かめてください。
初日を皮切りに、翌日からも音楽ライブが目白押し。11日間、11回のイベント&ライブを行うとのことですが、なかでもフイナムが気になったものをかいつまんでご紹介します。
まずは、「十三月×UNDERCOVER midnight meeting」という、イベント名からして危険な匂いがする22日（火）。
こちらはマヒトゥ・ザ・ピーポーが作詞作曲した「アンダーマン灰と鉄のバラッド」が収録された両A面12インチシングル発売に伴い開催されるイベントです。ちなみに、この曲はMillion Wish Collective「萃点」とデザイナー高橋盾が手がける〈アンダーカバー〉の2011年春夏コレクションで誕生した愛と哀しみの戦士「アンダーマン」にインスパイアされたもの。
今回は、JUN TAKAHASHIやMars89などによるDJのほか、Speed Bicycle Pipes（イーグル・タカ × 石原ロスカル）、しもぴぽ（マヒトゥ・ザ・ピーポー × 下津光史）のライブが開催される模様。23:00～翌4:30という異例の開催時間をみても、とんでもなくパッショナブルなイベントだということがわかるでしょう。22日の夜は渋谷パルコに身を預けましょう。
つづいては、最終日のイベント。
「GungPang祭 & Special Live」と題したこちらは、数々のアーティストグッズを手がけてきた「ぐんぱん（GungPang）」が仕切ります。これまで制作したグッズに加え、この日に向けて作られたぐんぱん印の最新アイテムが販売されます。
さらに、同日夕方からは、ぐんぱんが普段からお世話になっているという「STUTS」と「ミツメ」によるライブも。こちらは事前招待制とのことで、詳細は19日（土）に渋谷パルコ公式インスタグラムで発表されるそうなので、今しばらくお待ちを。
3年間を共に歩んできた、個々のテナントもアニバーサリーを祝います。限定アイテムや先行アイテムの発売のほか、ポップアップイベント開催、新店舗のオープンなど、トピックがとにかく盛りだくさん。気になる方は、こちらのサイトにてご確認ください。
数多のブランドやショップ、クリエイターを巻き込めるのは、「渋谷パルコ」が3年間で培ってきた求心力や探究心の賜物ではないでしょうか。その目撃者として、ぜひイベントにお立ち寄りください。
