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編集者、菅付雅信の新刊は、写真の現在と未来を俯瞰できる、写真ジャーナリズムの決定版です。

「AH.H」での記事でもお馴染み、編集者の菅付雅信さんの新刊が発売になります。

タイトルは『写真が終わる前に』。写真専門誌『コマーシャル・フォト』(玄光社)で連載されていた「流行写真通信」という、写真を巡るエッセイを加筆修正してまとめたものになります。

取材したのは篠山紀信、森山大道、杉本博司、ホンマタカシからジェイミー・ホークスワース、ファビアン・バロン、映画監督の濱口竜介、メディアアーティストの落合陽一などなど、一線級のクリエイターばかり。

ファッション写真から、広告、ヌード、ランドスケープ、ドキュメンタリー、アートの写真から映画まで、時代を代表するイメージメイカー、合計116名を取材しており、近年の主要な写真の出来事をほぼ網羅した、写真についてのジャーナリズムの決定版といえる一冊となっています。

タイトルがやや刺激的で、とても興味をそそります。写真がかつてないほど民主化された現代だからこそ見えてくる写真論とは。

なんだか専門的な内容そうだな、、と敬遠せずあらゆるひとに読んでもらいたい一冊です。

INFORMATION

『写真が終わる前に』

発売日:2023年1月25日(水)
定価:¥2,200
仕様:四六判・並製・銀の特殊インクのカバー・帯あり
頁数:巻頭カラー口絵16ページ、本文280ページ、合計296ページ
ブックデザイン:BOOTLEG
発行・販売:玄光社

主な取材者(五十音順:敬称略)
上田義彦/奥山由之/落合陽一/片山真理/操上和美/佐内正史/更井真理/ジェイミー・ホークスワース/志賀理江子/篠山紀信/ジャック・デヴィソン/ジョニー・デュフォー/杉本博司/鈴木親/高橋恭司/瀧本幹也/濱口竜介/ハンナ・ムーン/ファビアン・バロン/藤井保/細倉真弓/ホンマタカシ/松江泰治/森山大道/山谷佑介/横田大輔/レスリー・キー

菅付雅信
編集者/株式会社グーテンベルクオーケストラ代表取締役。1964年宮崎県生まれ。『コンポジット』『インビテーション』『エココロ』の編集長を務め、現在は編集・執筆から企画、コンサルティングを手がける。著書に『はじめての編集』『物欲なき世界』『動物と機械から離れて』等。写真集では篠山紀信、森山大道、上田義彦、マーク・ボスウィック、ジェフ・バートン、エレナ・ヤムチュック等を編集。またアートブック出版社ユナイテッドヴァガボンズの代表も務め、編集・出版した片山真理写真集『GIFT』は木村伊兵衛写真賞を受賞。下北沢B&Bで「編集スパルタ塾」、渋谷パルコで「東京芸術中学」を主宰。東北芸術工科大学教授。NYADC賞銀賞、D&AD賞受賞。

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