プーマの名品が、使い古したヴィンテージとしてリリースされます。ビームス別注のものづくりが新たな次元へ進出です…

昨年末にリリースされた「ビームス（BEAMS）」が〈プーマ（PUMA）〉に別注したモデル「SUEDE MIJ BEAMS」。見事話題をかっさらったわけですが、注目度が強くなっているなかではやくも第二砲です。

今度は「スリップストリーム」と「T-7トラックジャケット」を別注しました。

令和のストリートシーンでも人気を集める同アイテムを、加工技術で ”経年変化” させたようなデザインに仕上げました。1点ごとに手作業のため、それぞれ表情が異なるのもおもしろいところ。別注作というだけでレアですが、さらに1点ものという、ファッション好事家にはたまらないコレクションになっています。

以下にてそれぞれのアイテムをみてみましょう。

1987年にバスケットボールシューズとして誕生した本モデル。パフォーマンス、安定性、クッション性の高さから、プレーヤーに愛用され、さらにオフコートでは、そのユニークなデザインからスニーカー愛好家やサブカルチャー世代のヒップホップ・ダンスクルーに支持されていました。

そんなストリートのフィールドでも人気だった名品を、長年愛用しつづけたかのように製作。地面の汚れや、着用者のクセかのようなスレが表現されていて、履きつぶしている感がプンプンします。また、これは賛否がわかれそうですが、真っ白なスニーカー特有の履き始めの恥ずかしさがないのも、嬉しいひとには嬉しいポイントではないでしょうか？

つづいてこちら、トラックに着想を得て開発されたブランドの定番、“T7コレクション”の「トラックジャケット」。往年の「PUMA SUEDE」の配色を採用しつつ、まるでヴィンテージスエットのようなフェード加工を施しました。

素材は従来のポリエステルではなくコットンにすることで、よりファッションシーンになじむ一着に。「スリップストリーム」同様、1点ごとに大胆な加工をしました。まるで着用して洗濯して…を何度も繰り返したような良い褪せ感があります。

新作が新品であるという通説に一石を投じるような別注作。「ビームス」と〈プーマ〉はものづくりの新たな次元へと進出しました。発売は、明日1月27日（金）より、ぜひお買い逃しのないようチェックしてください。