近年、機械式時計の中でも特に人気の高いものといえばダイバーズウオッチです。
スポーツウオッチに対する盛り上がりを追い風に、国内外のメーカーがこぞって新作を投入しています。
今回、〈セイコー プロスペックス（SEIKO PROSPEX）〉からアナウンスされたのは、このブランドのダイバーズウオッチで初となる、メカニカルGMTムーブメントを搭載したレギュラーモデルと限定モデルです。
改めて振り返ると〈セイコー〉が国産初となるダイバーズウオッチを発表したのは1965年。
その3年後には当時世界最高水準の10振動ハイビートムーブメントを搭載した、300メートル防水のモデルをリリースするなど、独自の技術で世界のダイバーや冒険家も認める時計を数多く世に送り出してきました。
そういった歴史の中で生まれた最新作は、1968年登場のダイバーズウオッチをベースにつくられています。
1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン GMT
ステンレススチールケース、200m防水、ケース径42mm、各¥209,000
搭載される新メカニカルキャリバー「6R54」は、GMT機能を備えながら、約72時間のロングパワーリザーブを誇る優れもの。ホームタイムはそのままに、第二時間帯を示すGMT針（24時針）を変えられるところもポイントです。
また、「セイコー」の腕時計誕生から110周年を記念した限定モデルは、ダイヤルに氷河をイメージしたアイスブルーカラーの立体的な模様があしらわれています。
セイコー腕時計 110 周年記念限定モデル／ダイバースキューバ Save the Ocean
ステンレススチールケース、200m防水、ケース径42mm、世界限定4,000本（国内は700本用意）、¥231,000
どちらもセラミック製の回転ベゼルを用いた、男心をくすぐるソリッドなデザイン。発売は6月9日（金）スタートです。
